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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :04/27/14:12

06230800 Japanese cultural

福島原発事故は第一原発が甚大な結果になりましたが、似たような状況下に置かれながら第二原発は甚大な被害を回避できました。

この差を明確にすることは、今後の原発事故に対応できる方策があるはずですが、日本人はなぜかそれに手を付けようとはしません。

福島第一原発事故についても、責任を追及し裁判にかけ、責任の所在を明確にしていません。

これは、先の大戦で責任の追及をせず、責任のなすり合いで終わらせ有耶無耶にしてしまいまったのと酷似しています。




ここのところ目につくのは、自身の発言が問題視され批判されると、その発言を撤回し謝罪するという理解できない行動を取る識者等が少なからずいます。

言葉とは心・気持ち・思い・考え等を表す手段の一つです。

どのような発言であっても、それは発言者の心・気持ち・思い・考えが反映するもので、発言を撤回し謝罪して済まされる問題ではありません。なにせ、本心から出されている言葉なのですから。

高市早苗自民党政調会長は、原発再稼働問題に関連して「悲惨な爆発事故を起こした東京電力福島第一原発を含め、それによって死亡者が出ている状況ではない。安全性を確保しながら活用するしかない」と発言しました。

この発言に批判が出始めると、「まったく趣旨が取り違えられて報道された」「もし誤解されたとしたら、しゃべり方が下手だった」と釈明しました。

高市早苗の前は、川越シェフの発言です。

「年収300万円、400万円の人が高級店に行って批判を書き込むこともあると思う」

「でも、そこまでの店にしてきた企業努力や歴史は、あなた(年収300万円、400万円の人)にはわからないでしょ?」

〝川越自身が、日本の平均所得を300~400万円と理解していたことから、一般的なお客様を前述のように表現してしまった次第です〟

〝本人の発言とは違った意味合いで、皆様に伝わってしまっているということを何卒ご理解いただければと思います〟

全く内容の異なる発言であるにもかかわらず、釈明が似てしまうというのはなぜなのでしょう。

問題発言をして撤回し謝罪して済ませて、問題は解決するのでしょうか。

それらの発言を何ら問題にもせず、看過してしまうっていいのでしょうか。

威勢がいいだけの市長など暴言・妄言を繰り返しながら、国際的な問題となってもなお開き直り、責任転嫁は常套手段。そんな事を赦していいのでしょうか。

先の大戦で日本は戦争指導した政治家や軍人を日本人自らの手で逮捕し、裁判にかけ、罪を償わせる発想はありませんでした。

戦勝国である連合国に総てを委ね、すべてを曖昧なままで済ませてしまいました。

それが、現在の東アジア情勢を不安定にする一因であり、それを招いたのは無責任な日本人の体質なのです。

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