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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :04/19/02:07

01041200 ナチのUFO? №2

元自衛官、大槻教授になる?



世の中の不可思議な現象すべてを否定する大槻義彦早大名誉教授ですが、個人的には、あそこまでむきになって否定することもないだろうと、どちらかと言えば大人気ない人だと嫌いな部類に入れています。でも、「先輩」という存在なのです。

速度追求のために、水平尾翼の無い機体をさらに突き詰めて考え出されたのが垂直尾翼も取っ払った機体です。これは、現代の全翼機となります。ここまで来て、ようやくナチのUFO開発〝疑惑〟にようやく繋がるかと思います。

全翼機を考えたのは、ドイツのヴァルター・ホルテンとライマール・ホルテン兄弟です。ドイツの航空エンジニアだった彼らは、数多くの全翼機を設計・試作しましたが、当時の技術水準からは非常に高度なものでした。ヴァルター18歳、ライマール16歳のときに、全翼グライダーを製作し飛行に成功させています。

ドイツが再軍備に着手すると、ヴァルターは情報士官、ライマールは飛行教官となりますが、別々の任地に送られても、戦前のグライダー大会で名の知れた二人は、司令官の好意で全翼機の研究を続けていました。1941年、戦闘機査察技術部に配属されたヴァルターは、弟のライマールを呼び、兄弟で全翼機の研究開発を始めました。

空軍省の爆撃機競争試作に全翼機を提出しますが不採用となりましたが、全翼機という画期的なアイディアに、ゲーリング帝国元帥が注目し、兄弟を援助しました。兄弟は実用戦闘機Ho229を設計します。形状はブーメランにキャノピーと空気取り入れ口を付けただけといったもので、計画では翼内に30㎜機関砲を2門装備し、最大速度1,000km/hを計画していました。Ho229は実際に飛行し、速度も計画の1,000km/hを出しました。

驚かされるのは、全翼機という構造だけでなく、鋼管のフレームに接着剤でベニヤ板を組む構造で、戦略物資の欠乏を見越した構造であり、塗料には炭素粉を使用するなど、誘導性電波吸収材料に着眼しており、史上初のレーダーステルス機でした。ナショナル・ジオグラフィックはノースロップ・グラマンの協力でHo229のレプリカを作り、ステルス性を検証し、当時のイギリスのレーダー網に充分なステルス性を持っていたのが確認されました。

さて、ナチのUFO研究の否定と、先進技術が当時のドイツに存在していたことをお話してきました。ナチがUFOを研究していたとする根拠がわかりませんが、UFO型の航空機の研究をしていたのは事実です。

フィゼラー社のAs6ですが、試作機が飛行試験しています。フォッケウルフ社では円盤型航空機の構想を持っていて、機体中央部分に大きなプロペラを備え、垂直離着陸し、空中ではプロペラを傾けて前進するというものです。これは、ヘリコプターの一種と分類できるものです。こうしてみると、円盤型UFOは地球人レベルが考えた飛行物体であることがわかり、アダムスキー型と呼ばれる円盤状の飛行物体を考え出したのは、地球人であることを疑わせるものです。

逆説的に見れば、ドイツの奇才たちが生んだこうした技術は、地球技術とは比較にならない高度技術を持つ、彼方の星の生物に近い技術だとすると、地球作の宇宙空間航行用の円盤型宇宙船も開発されるのかもしれません…大槻教授から矢追さんになってしまいそうな元自衛官です。

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