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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :04/26/17:29

09151215 ウィルス感染症

厚労省は何をしているのか

ウィルス感染症であるデング熱が広まりを見せています。

感染が確認された当初、私が感じたものと都や厚労省の対応に温度差を感じました。





 今回、デング熱が確認されたのは「偶然」だったというのは驚かされました。

 公表された最初の感染者である10代の女性を診察した医師が、過去にデング熱患者を診療した経験からデング熱だと確認されました。

 医師はデング熱を熟知しており、発症した10代の女性の行動歴を確認し、一緒に代々木公園にいた仲間の内二人が同様の症状が確認され、「代々木公園」で感染したことがわかりました。

 10代の女性がこの医師を受診しなければ、デング熱が日本国内で広まっていることは気がつかないままでいた可能性が非常に高いのです。

 デング熱は日本国内での感染は70年ぶりで、日本では昭和17(1942)年~45年に東南アジアから帰還した兵士たちにより持ち込まれ、港湾都市などで20万人が罹患したとみられています。それ以降の国内での流行は確認されていません。

デング熱の発熱、頭痛、関節痛といった症状から、カゼと思われ見過ごされてきた可能性も捨て切れません。

 デング熱は人間同士の直接感染は起きません。デング熱にかかっている人から輸血、血液製剤、臓器移植が行われれば感染します。

 しかし、ウィルスに感染しても8割は無症状で、残りの2割も症状は軽度。合併症のない発熱だけで終わることがほとんどです。ただ、2割の5%の感染者は重症化し、ごく一部の人は生命を脅かされる可能性はあります。

 都と厚労省の対応は杜撰そのものです。

 感染が確認され、代々木公園が閉鎖され駆除が行われました。駆除が終わると、即公園は開放されました。

 蚊を捕獲するとデングウィルスを持つ蚊が多く確認されると再び閉鎖。

 常識的に考えれば、蚊に刺された人が3人で済むはずはありません。

 蚊は行動半径が狭いですが、寿命は40日ほどで、メスが産卵のために3~4回刺すとされています。素人の私が考えてもわかることなのに、なぜか殺虫剤を撒いてお終い!では済むはずがないのです。

 致死性ではないデングウィルスだったため、騒ぎにはなりませんでしたが、これが致死率の高いウィルスだったとしたらエボラウィルスの感染拡大が懸念されていますが、日本にエボラが入り込んだら、どうなるのでしょうか。

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