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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :04/24/18:37

01230800 陳腐な話 ~嘘と真~

日本が国連南スーダン派遣団(United Nations Mission in the Republic of South Sudan:UNMISS)に増派されるパキスタン、バングラデシュ、ネパールなどの軍事要員や装甲車の空輸を依頼され、それを断っていたことがわかりました。






威勢のいい話は信用できないというのが私の持論です。

安倍晋三首相、憲法改正や集団的自衛権など、これまで触れることさえタブーとされたことに手を付けようとして一部の右思考から喝采を浴びています。

それはそれで、私には関係ないことなのでどうでもいいことです。

でも、私は彼に本当に「信念」があるのかという疑問は大いにあります。

安倍さん、選挙で「命をかける」と言ってましたが、これほど薄っぺらい言葉を言ってのけられる彼こそ、私から見ると自分を一際大きく見せている証拠にしか見えません。

UNMISSでは韓国軍に弾薬を提供してニュースになりましたが、案の定、韓国からは感謝のかけらもありませんでした。

日本政府は韓国軍への弾薬の提供を、緊急の必要性、人道性が極めて高いことに鑑みての措置としていました。

韓国に弾薬を提供して、「他国軍の武力行使との一体化」を禁じる憲法解釈に抵触することを懸念してのことだそうですが、国連の増派に非協力的というのは合理性に欠いた説明です。

そう言えば、「積極的平和主義」とも語っていますが、

ちなみに「積極的平和主義」とは、『我が国の平和と安全は我が国一国では確保できず、国際社会もまた、我が国がその国力に相応しい形で、国際社会の平和と安定のため一層積極的な役割を果たすことを期待している』『国際協調主義に基づく積極的平和の立場から、我が国の安全及び国家安全保障の基本理念である』だそうです。

理念から現実を見ると、これではただの騙りになってしまっています。

韓国に恩を売るつもりで弾薬を提供し、それを簡単に引っくり返されて、パキスタン、バングラデシュ、ネパールというアジア諸国が積極的に国連活動に係わろうとしているのを簡単に断るとは、何も考えていない典型的なウケ狙いの右発言です。

安倍晋三が外交センスどころか近所づきあいも、この人はご近所付き合いさえできないことさえ疑われます。

考えたくはありませんが、こんな人間を大多数が指示し一国の首相の座に就けたことを後悔するようなことがなければいいのですが…。

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