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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :09/21/12:26

01170800 今でしょ!

中国の軍拡は日本だけでなく、東アジア全体に大きな影響を及ぼしています。

戦略・戦術を練り、そこから戦略・戦術に必要な武器類を調達していくのが常道です。






日本のメディアは伝えていませんし、政治家達も票に繋がらない「防衛問題」は説明しようとしません。

しかし、東アジア情勢はこれまでの米国(米軍)による安定化状態は成立しなくなりました。つまり、米国は新しい東アジア戦略を立てている(すでに立てたかもしれません)状態にあります。

現状では米国の国益を守ることができなくなっているというのが、日本・東アジア情勢なのです。多分、大袈裟なと思われる方がほとんどでしょう。

中国が軍拡路線を採る前は、米国の軍事力が日本を中心に周辺地域に目を配っていれば問題はありませんでした。極東ソ連軍を抑えてさえおけば、前時代的な人海戦術を得意とする危険分子「中国」、カルト国家北朝鮮など何の問題もありませんでした。

人民解放軍の海洋戦力は、東シナ海・南シナ海へ海洋戦力を投入できるようになり、日本・台湾・フィリピン・インドネシア・シンガポール・マレーシア・ベトナム・タイ・カンボジアなどまで影響を及ぼしているのです。

しかし、これらの国をまとめることができず、集団安全保障体制すら構築できていません。

尖閣諸島で日中開戦となった場合やフィリピンと中国の領土問題で軍事攻撃があった場合、東アジア諸国は日本やフィリピンを軍事支援することはシステムもありませんし、軍事力から見ても何もできません。

唯一、期待できる韓国はここ数年の反日姿勢と中国に擦り寄る外交から推測すれば、日本を支援することはないでしょう。フィリピンが攻撃された場合、日本は大きな決断を迫られることになるでしょう。これまでの日本の政治を鑑みれば、フィリピンのために動くことは期待できません。

日本国民も、他国のために日本人が血を流すことを許容できるかも疑問です。

そんな状態でありながら、唯一期待できるのはやはり米国(米軍)だけなのです。

米国はといえば、財政危機に直面し、中国の軍事行動に対抗して介入することは期待できません。

日本が音頭を取って安全保障機構を作り上げればいいことなのですが、この国は未だに個別か集団かの自衛権を論議している有様です。

東アジアで中国の軍事行動があった場合、日本はこれまでにない戦略・戦術を採る必要があるのです。

日本国内に米軍基地が存在している以上、中国の巡航ミサイル・弾道ミサイルの攻撃目標となるのは当然で、これに対する反発も日本国内に出てくることでしょう。日本はこれらお恫喝材料に対抗できる措置と覚悟が必要なのです。これこそ、今でしょ!なのです。

絵に描いた餅のように将来的な装備のお買い物リストを公表して、「これで安全・安心!」などとやっている場合ではないのです。

日本の安全神話は原発だけにして欲しいものです。

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