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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :04/27/10:37

07210800 「思いは同じ」?

民主党の鳩山元首相が、永田町の首相官邸前で行われている関西電力大飯原発再稼働に反対する抗議デモに参加しました。

またですか…






鳩山さん、首相の座に就いた時は多くの国民が期待しました。

世間の常識とかけ離れた言動から、「宇宙人」とも呼ばれていましたが、その宇宙人は本当に「宇宙人」だったというだけでしたが、「世間の常識とかけ離れた」というイメージから、反自民政治の救世主的存在だとおもわれましたが…

普天間基地問題では、「最低でも県外」と、「温室効果ガス25%削減」「緊密で対等な日米関係」に始まり、事務次官会議廃止、行政刷新会議など新しい政治のスタートを予感させるに充分なものでした。

国民ウケの良い言葉の羅列でしたが、政治家に必要な能力は美辞麗句ではなく、目標を実現させるということを国民は気づきました。

普天間基地移設問題では、「純粋に最低でも県外移設」と思っていたとする人もいたようですが、夢や希望は必要でも、それは人生を歩む時に欠かせないもので、政治の世界に夢や希望は必要ではなく、それを実現させることが最も重要なことです。

普天間基地移設で、「最低でも県外」との発言に、私は新たな外交戦略、日米同盟の改定を期待してしまいました。

しかし、実際は何の展望もなく言ってしまっただけのことでした。

「純粋」などというのは、政治家にとっては何の意味も無いことです。

純粋な鳩山さん、首相辞任を表明し「次回総選挙に立候補しない」と明言しましたが、後援会に何の相談もせず、記者のぶら下がり取材で「引退宣言」するというお粗末ぶりを発揮してくれました。

と引退すればいいものを、簡単に引退を撤回。

そんな鳩山さんが突然、「思いは同じ」と反原発デモに現れても、受け入れられるはずもありません。

個人的に、反原発デモは幼稚な小学校低学年の学級会レベルの反発と認識していますが、まともな神経があれば鳩山さんに「帰れ!」コールが起きて当然だと思います。

漢字が読めない首相がいましたが、こうも発言がブレまくる首相は日本の憲政史上初でしょう。

普天間問題で最後に、「最低でも県外とは当時の党代表としての発言で、民主党の公約ではなかった」「知れば知るほど、海兵隊の抑止力が大きいのだとわかった。考えが浅かったと言われればその通りかもしれない」と自己批判したかのようですが、駐留アメリカ軍の存在する意味をわかってなかったことがハッキリしました。

「思いは同じ」とは迷惑だと、反原発派は誰も口にしないのでしょうか?

鳩山さんも、彼を受け入れた反原発団体もお里が知れてしまったようです。

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