憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
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09201303 | [PR] |
04271000 | <中国>パクリで作れるか航空母艦 |
ある人によると、中国人とは利己的で反省をまったくしない、相手を責めるときは居丈高になるそうですが、先の海自艦艇・哨戒機に対する国際常識から完全に逸脱した威圧、上海万博などでのパクリのオンパレードなど、厚顔無恥な国民性を露わにしています。
そんな中国が、航空母艦(以下「空母」)の建造を発表し、日本では中国の軍拡への警戒感が一層強まりました。しかし、空母の実体が見えてきません。様々な情報が溢れていますが、ほとんどが憶測の産物でしかありません。
これは空母建造技術が限られているためで、ジェット機を甲板から射出する甲板カタパルトの技術が、初期のイギリスが開発した油圧式から蒸気式となり、カタパルト技術はアメリカとイギリスにしかありません。国産空母を持つフランスも、カタパルト技術はイギリスから導入している状況です。冷戦下で旧ソ連は空母を建造しましたが、アメリカからカタパルト技術を導入できず、スキージャンプ式を導入しました。
江沢民が日本にリニアモーターカーの技術提供を求めましたが、リニア技術を応用したリニア式カタパルトが実用段階に近づいています。リニア新幹線技術を導入し、カタパルトに応用しようとしたのです。
中国はリニア技術をドイツから導入しましたが、ドイツの技術は未成熟であったため、カタパルトに応用できませんでした。中国は今後、リニア技術の獲得を目指すと思われますが、得意のパクリで片付けられるものではありません。
ただ、ここで問題点があります。
実は中国の空母建造に、日本の技術が大きく貢献しているということです。
中国政府が空母の建造を公にしたのは、建造に必要な鋼材の入手が可能と見込まれたためです。
報道では鞍山と宝山製鉄所が鋼材の供給を担当するとされていますが、そのために二つの製鉄所には大型鋼材を加工できる高圧プレス機を設置されたそうです。
宝山製鉄所は新日鐵の技術が永年に渡って供与され、鞍山製鉄所は旧満鉄から引き継がれた会社で、日本の技術が中国空母を建造させるという皮肉な現実があるのです。
中国の軍拡・近代化は日本の防衛に大きな脅威ですが、その背景には日本の中国向けODAや日本企業の技術があるのです。
歴史を学ばず、闇雲に援助だけを与えてきたツケが、ここに来てそのツケを払わされることになったのです。
そんな中国が、航空母艦(以下「空母」)の建造を発表し、日本では中国の軍拡への警戒感が一層強まりました。しかし、空母の実体が見えてきません。様々な情報が溢れていますが、ほとんどが憶測の産物でしかありません。
これは空母建造技術が限られているためで、ジェット機を甲板から射出する甲板カタパルトの技術が、初期のイギリスが開発した油圧式から蒸気式となり、カタパルト技術はアメリカとイギリスにしかありません。国産空母を持つフランスも、カタパルト技術はイギリスから導入している状況です。冷戦下で旧ソ連は空母を建造しましたが、アメリカからカタパルト技術を導入できず、スキージャンプ式を導入しました。
江沢民が日本にリニアモーターカーの技術提供を求めましたが、リニア技術を応用したリニア式カタパルトが実用段階に近づいています。リニア新幹線技術を導入し、カタパルトに応用しようとしたのです。
中国はリニア技術をドイツから導入しましたが、ドイツの技術は未成熟であったため、カタパルトに応用できませんでした。中国は今後、リニア技術の獲得を目指すと思われますが、得意のパクリで片付けられるものではありません。
ただ、ここで問題点があります。
実は中国の空母建造に、日本の技術が大きく貢献しているということです。
中国政府が空母の建造を公にしたのは、建造に必要な鋼材の入手が可能と見込まれたためです。
報道では鞍山と宝山製鉄所が鋼材の供給を担当するとされていますが、そのために二つの製鉄所には大型鋼材を加工できる高圧プレス機を設置されたそうです。
宝山製鉄所は新日鐵の技術が永年に渡って供与され、鞍山製鉄所は旧満鉄から引き継がれた会社で、日本の技術が中国空母を建造させるという皮肉な現実があるのです。
中国の軍拡・近代化は日本の防衛に大きな脅威ですが、その背景には日本の中国向けODAや日本企業の技術があるのです。
歴史を学ばず、闇雲に援助だけを与えてきたツケが、ここに来てそのツケを払わされることになったのです。
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