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憂い next ver.

新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :09/20/16:00

04291000 中国は本官さん なのだ~!

どこまでずうずうしいのでしょう。

在日中国大使が日本記者クラブで記者会見し、海自に威嚇接近した中国海軍ヘリについて、『相互理解と信頼の精神に背く』と、最初に威嚇してきた位置が、上海を出たすぐのところで、宮古島からはっるか西の中国に近い地点だったとの説明をしました。


利己的で反省をせず、容赦なく相手を責める中国人気質そのものです。




国際的なルールを無視したのを棚に上げて、こう言い切れるのは世界でも中国だけでしょう。

お間抜けな鳩山民主党政府と外務省の対応がお粗末でしたが、ドジを踏んだのはこれだけではありません。

中国人民解放軍海軍艦艇が、海自哨戒機をロックオンした件もそうですが、今度は自らの手の内を明かすという起きてはならないドジを踏んでしまいました。

讀賣新聞に、ヘリのパイロットと艦隊司令部間の交信が明らかにされました。

わざわざ、我が国の高いCOMINT・ELINT能力を誇示する必要などないのに、まともな抗議できないからと、こうした国家機密を漏らすとは、国の動かす立場としては失格です。

そういえば、中国にお友達の多い幹事長が民主党にいるのですから、その方のルートで文句を言ってやればいいのです。

「ちょっと!ちょっとちょっと!」 「なんで!なんでなんで!」 ザ・たっちのギャグではありませんが、思わず出てしまった言葉でした。

新聞では、〝分析〟という表現が使われていましたが、当時、収集された無線交信録を翻訳した結果わかったものであることはいうまでもありません。

報道では、司令部は海自艦艇に接近しないよう警告を出していましたが、ヘリのパイロットはこれを無視。「指揮命令の不徹底さを示す事態」と冷静に書いていますが、国際ルール・国際常識を士官であろうパイロットが、全くこれらを理解(教育)されていないという、恐ろしい現実が今回の一件で明らかになったのです。

『およげ!たいやきくん』ではありませんが、喜び勇んで外洋に出た中国艦隊艦載ヘリコプターのパイロットが、国際ルールも知らずやらかしてしまった椿事ですが、悲しいかな、日清戦争前に一流のドイツ戦艦を買い込んで、喜び勇んで周辺国を驚かそうとあちこち披露して回ったものの、東郷や秋山の前に清国海軍の質の悪さを見抜かれたのと同じことをしてしまった物笑いの種です。

通常の国では、こうした情報は全く明らかにはされることはありません。アメリカが日本のあらゆる通信情報を傍受し、分析しているってご存知ですか?

こうした情報収集が公にされないのは、なぜなら、相手に傍受/解析しているのがわかれば、周波数が変更されてしまい、再び傍受するまでに時間を要しますし、傍受されないような対策を講じられる可能性もあり、通信情報を傍受/解析していることは明白でも、どれだけの能力を持っているかは絶対に外には漏らさないのが常識です。

それを、外交上でまともな抗議ができないからと、事実を小出しにして世論を誘導するのは、国家の損失を招くだけです。

普天間基地移設もそうですが、根本的な民主党としての国家戦略を全く持っていないため、こうした迷走は起きているのです。

民主党のセンセイ方にお願いしたい! もっと凡人にもわかる政治をしていただきたい!

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