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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :09/22/18:18

06272220 被災地の現実

6月27日で震災から108日になりました。

親族が被災した者として、被災地が少しずつ私達の生活の中から、存在が薄れていっているような気がします。

政治の世界では、「復興」という錦の御旗を掲げていますが、「復興」とは衰えたものが再び盛んな状態に戻ることです。「復旧」をおざなりにして、「復興」とはあまりにも現実に目を向けていない政策であるか、今一度、私達は考えなければなりません。

なぜなら、今回の震災被害を受けなかった私達ですが、天災に被災する身にならない保証はないのです。

今の状況を看過することは、私達に禍が降りかかったとき、東日本大震災で被災した方と同じ状況になる可能性が大きいのです。






今回は、宮城県石巻市の田代島の「にゃんこ・ザ・プロジェクト(http://nyanpro.com/)」についてお話します。

動物嫌い、猫嫌いの方には興味はないと思いますが、一度、にゃんこ・ザ・プロジェクトのHPをご覧になってください。

支援基金を呼びかけるものですが、田代島は「猫の手」を借りなければならないほど追い詰められているのです。

支援基金を募るのは、どれだけ勇気のいることだったでしょう。

全ての人が、こうした行為を受け入れてくれるものではありません。

事実、福島原発事故では、避難された方や近隣にお住まいの方に、心無い言葉が投げつけられ、支援基金もこうした心無い反応があることは想像に難くありません。

同じ石巻市の渡波地区では、「野菜がない」という情報が発信され、野菜を届けに埼玉の有志が行かれたそうですが、「野菜がない」のではなく、「野菜を買うお金が無い」というのが実情だったそうです。

こうした事実が、伝えられないまま時間だけが過ぎていっています。

復旧はまだまだです。支援は年単位で続けなければなりません。

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