憂い　next ver.

少しずつですが、東日本大震災で各国から支援を受け、私なりに返礼を始めました。小さな個人のすることですから、大きなことはできませんが、支援を頂いた各国に行き渡るまでにどれほど時間を要するかわかりませんが、途中でへこたれるようなことなく成し遂げようと思っています。

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タイは今、洪水に見舞われています。

タイ王国大使館のHPを見ると、「タイ洪水被害者救済のための寄付金受付について」と特設されていました。

大使館では在日タイ人、日本人からの問い合わせで寄付を受け付けているそうです。

寄付は大使館に持参するか、現金書留、大使館の銀行口座への振込む方法があるようです。

タイは東日本大震災で支援を続けていただきました。

東日本大震災の支援に応えるときが来たと、元自衛官の血が騒ぎます。

ちょっと気になったのは、大使館の銀行口座振込みは、非居住者外貨預金で手数料がかかるというのです。

非居住者外貨預金は、平たく言えば「外国人に口座を開設されて悪用されるのを防ぐ」目的があるとされていますが、大使館の口座にまで「寄付」を受けるのに手数料を取るのは「人道的」な見地から、我がドジョウ宰相に何とかしていたでけないものでしょうか。

日本政府はタイ政府からの要請を受け、JICA（国際協力機構）を通じ、3000万円相当の緊急援助物資供与を決定したそうです。支援の多寡で誠意の有無を判断はできませんが、東日本大震災でのタイからの支援を考えると…情けなくなります。

タイでは7月下旬からの豪雨で、北部、中部地方で洪水が発生し、家屋の損壊、農地の水没などで10月10日付けのタイ政府の発表によれば、死者269名、被災者は約239万人だそうです。

台風と豪雨により洪水は、タイだけでなくカンボジア、ベトナムにも被害が拡大しており、5カ国で死者650人以上、被災者は800万人以上に達しています。インフラの寸断、企業活動の停滞、インフレなど経済に深刻な打撃が懸念されています。

航空観閲式でドジョウ宰相はPKO強化を明らかにしたようですが、「義を見てせざるは勇無きなり」という言葉がありますが、国際貢献で自衛隊をアフリカに送るのは結構ですが、足元さえ守れないのに、アフリカとは背伸びしすぎではないでしょうか。

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