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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :05/07/17:03

01150800 私たちが中国人になる日

〝そんな事はあり得ない〟〝ネトウヨの妄想・妄言〟と思われることでしょう。

しかし、これは私たちの身近に迫った問題であり、私たちの知らないところで進行しているのです。





「生存圏」という言葉をご存知でしょうか。

国家にとって生存(自給自足)のために必要な地域が「生存権」だとされており、その範囲は国境により区分されていると考えられています。

しかし、国家の人口等国力が充足してくれば、より多くの資源を必要とし、生存圏は拡張されると考え、その拡張は国家の権利だとするのが「生存圏」の考え方です。

これは、ナチス党党首であったアドルフ・ヒトラーが著書『我が闘争』の中で言及し有名になりましたが、もともとはゲルマン人の中にある思想だといわれています。

1911年フリードリッヒ・フォン・ベルンハルディは著書の中で「生存圏」獲得を目的と表明しての戦争は他の戦争とは異なり、「生物学的必要」であると説きました。ラテン人やスラブ人種を「戦争がなければ、劣等あるいは劣化しつつある人種は、これから伸び行く健康な要素を容易に窒息せしまえるであろう」「「生存圏」の追求は、単に潜在的な人口学的問題を解消しようとする取り組みにとどまるものではなく、停滞と退化からドイツ人種を守る手段として必要なものである」としています。

これは忌むべき思想であり、容認できるものではありません。

唯一の救いは、経済が国際化し、自給自足の概念は重視されなくなったため、国家戦略に反映させることはなくなってしまっています。

しかし、この忌むべき思想を国家戦略に採用したのが「中国」なのです。

彼らは、これまでは「中華思想」によりチベット・東トルキスタン・南モンゴルを侵略してきました。

中華思想は、世界の中心に存する中華人民は、自国を取巻く国家・国民は従属させるのが当然と考えています。

皆さんの中でも、かつての日中戦争に対する中国(人)の反応が激しいと感じられている方もいらっしゃると思いますが、これは当時の日本が中国人民の心に深い傷を残したのではなく、属国であるはずの日本が中華領土に侵入し、中華人民を傷つけたとの中華思想からくる怒りなのです。

この中華思想に、中国はこともあろうにゲルマン人の「生活圏」思想を採り入れました。

「戦略国境」という概念です。

戦略国境とは、自国の総合的国力の変化にともなって変動するとしており、国家が生存発展に必要な資源を獲得することは正当な権利としています。

21世紀はイスラム教文化圏とキリスト教文化圏の「文明の衝突」という概念が論じられましたが、中国の経済成長は、この2つの文化圏に中華思想文化圏の三つ巴の戦いになったのです。

これまでのイスラム教V.S.キリスト教の戦いでは、日本は別世界の出来事のようなものでしたが、中華思想は日本が直面している問題〈脅威〉なのです。私たちが、日本人ではなく「中国人」となる日は、そう遠くはないのです。

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