憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
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11070800 | 真の政治家がいなくなり詐欺師が闊歩する時代 |
西岡武夫参院議長が亡くなられました。
非常に残念なことです。狂気の政党に唯一の良識と常識を持ち合わせたご意見番的存在は、期待のできない政治家ばかりの国政にあって、希望の星のような存在でした。
メディアでは、渡部恒三が会津訛りで朴訥とした喋りでウケていますが、渡部は福島原発事故に責任を感じていることすら発言せず、完全に頬かぶりを決め込んでいますが、西岡議長は不甲斐ない民主党の政治家たちを叱咤激励していました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
メディアから提供される情報を私は鵜呑みにはしません。強いて言えば、眉に唾して接することを第一にしています。
先述したとおり、渡部などは福島県への原発誘致に積極的に関与しながら、原発事故から何らそうした行動に対する釈明など一切行っていません。そこをメディアだけでなく、社会正義を訴えるフリーの記者などが掘り下げた情報提供もなく、完全にスルー状態で済ましているのは何を意味するのか…日本のジャーナリズムは信用に値しないということです。
『WiLL』をたまに読んでいますが、中には酷い記事があります。
いま話題の、F-4EJ改戦闘機の代替機選定問題で、軍事のど素人である女性政治ジャーナリストがF-35の採用を高らかに論述していますが、要は「日米同盟が動揺しているとの誤まったメッセージを送りかねない」からF-35を選定しろという朝貢外交のような論旨には呆れ果てました。
そんな朝貢外交のような硬直した真似をするのであれば、憲法を改正し集団的自衛権を認めたほうが財政問題を抱える日本にとって喫緊の日米同盟深化の方策ではないでしょうか。ただ、他国の防衛に日本の若者の血を流す覚悟が、私たちにできるかという重要な課題は残りますが、同盟のために満足に機能させられないF-35を買い込むことよりも、世界に対し日本は他力本願的防衛を捨てたことを伝え、揺れる東アジアでリーダシップを発揮できる機会になるのではないでしょうか。
日本の戦闘機選定に誤解があるのも事実です。
「これまで日本は、その時々の米空軍の最新鋭戦闘機を導入して、日米同盟の証しとしてきた」と、この女性政治ジャーナリストも誤解していますが、それは全くの誤解であり、事実を歪曲して伝えています。
米国から供与されたF-86以降、F-104、F-4EJ、F-15と航空自衛隊の主力戦闘機が続きますが、F-104は米空軍では武装が貧弱で2年ほどで退役になり、F-4は米海軍の艦上戦闘機であったものを、コスト削減を目論んだマクナマラ国防長官により空軍にも採用されたいわくつきのものです。F-4は1973年から部隊配備が始まりましたが、当時の米空軍の主力機とはいえず、ベトナム戦争から必要とされた戦闘爆撃機であったことを忘れてはならないでしょう。
F-15はバブル経済の徒花のようなもので、バブル経済があったればこそ入手できた機体であったことを忘れてはならないでしょう。
戦闘機の選定は、その国の国家戦略に基づき練り上げられた戦術を基にして決められなければなりません。踏絵や朝貢で忠誠を誓うような前時代的な思考は通用するものではありません。
この程度で政治ジャーナリストとして記名した記事が載るとは、詐欺事件の広告塔のようなものです。
非常に残念なことです。狂気の政党に唯一の良識と常識を持ち合わせたご意見番的存在は、期待のできない政治家ばかりの国政にあって、希望の星のような存在でした。
メディアでは、渡部恒三が会津訛りで朴訥とした喋りでウケていますが、渡部は福島原発事故に責任を感じていることすら発言せず、完全に頬かぶりを決め込んでいますが、西岡議長は不甲斐ない民主党の政治家たちを叱咤激励していました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
メディアから提供される情報を私は鵜呑みにはしません。強いて言えば、眉に唾して接することを第一にしています。
先述したとおり、渡部などは福島県への原発誘致に積極的に関与しながら、原発事故から何らそうした行動に対する釈明など一切行っていません。そこをメディアだけでなく、社会正義を訴えるフリーの記者などが掘り下げた情報提供もなく、完全にスルー状態で済ましているのは何を意味するのか…日本のジャーナリズムは信用に値しないということです。
『WiLL』をたまに読んでいますが、中には酷い記事があります。
いま話題の、F-4EJ改戦闘機の代替機選定問題で、軍事のど素人である女性政治ジャーナリストがF-35の採用を高らかに論述していますが、要は「日米同盟が動揺しているとの誤まったメッセージを送りかねない」からF-35を選定しろという朝貢外交のような論旨には呆れ果てました。
そんな朝貢外交のような硬直した真似をするのであれば、憲法を改正し集団的自衛権を認めたほうが財政問題を抱える日本にとって喫緊の日米同盟深化の方策ではないでしょうか。ただ、他国の防衛に日本の若者の血を流す覚悟が、私たちにできるかという重要な課題は残りますが、同盟のために満足に機能させられないF-35を買い込むことよりも、世界に対し日本は他力本願的防衛を捨てたことを伝え、揺れる東アジアでリーダシップを発揮できる機会になるのではないでしょうか。
日本の戦闘機選定に誤解があるのも事実です。
「これまで日本は、その時々の米空軍の最新鋭戦闘機を導入して、日米同盟の証しとしてきた」と、この女性政治ジャーナリストも誤解していますが、それは全くの誤解であり、事実を歪曲して伝えています。
米国から供与されたF-86以降、F-104、F-4EJ、F-15と航空自衛隊の主力戦闘機が続きますが、F-104は米空軍では武装が貧弱で2年ほどで退役になり、F-4は米海軍の艦上戦闘機であったものを、コスト削減を目論んだマクナマラ国防長官により空軍にも採用されたいわくつきのものです。F-4は1973年から部隊配備が始まりましたが、当時の米空軍の主力機とはいえず、ベトナム戦争から必要とされた戦闘爆撃機であったことを忘れてはならないでしょう。
F-15はバブル経済の徒花のようなもので、バブル経済があったればこそ入手できた機体であったことを忘れてはならないでしょう。
戦闘機の選定は、その国の国家戦略に基づき練り上げられた戦術を基にして決められなければなりません。踏絵や朝貢で忠誠を誓うような前時代的な思考は通用するものではありません。
この程度で政治ジャーナリストとして記名した記事が載るとは、詐欺事件の広告塔のようなものです。
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