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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :05/07/22:10

04142139 火中の栗は拾うな!

米国防長官が来日し、安倍首相や小野寺防衛相らと会談しました。

横田にE-4Bで降り立ったそうです。横田では在日米軍兵士や自衛隊員の前で演説しました。なぜ、要人輸送機であるC-32ではなく、国家空中作戦センターとなるE-4Bなのかは想像も出来ませんが…。






防衛相との会談で「北朝鮮の核・ミサイル開発に緊密に連携して対処することを確認した」とのこです。

東アジアの安全保障環境の変化に伴い、自衛隊と米軍の定めた日米防衛協力指針(ガイドライン)の年内改定に向けた作業を加速させるとも見られています。
 
相変わらず米国に忠誠を誓う日本の政治家たちです。背後に潜んでいる仕事をしない「官僚」たちの存在も忘れてはなりませんが。

現実は「東アジアの安全保障環境の変化」に、日本はただ傍観し新しい国家戦略どころか、外交・国防方針さえ変えず、唯々諾々と旧態依然の姿に固執しているだけです。なぜか…米国に依存していれば〝楽だから〟です。

日米韓首脳会談がオバマ大統領の手により実現しました。

事の起こりは、韓国大統領による竹島上陸と天皇陛下に対する外交儀礼を欠いた土下座要求で、日本人は冷水を浴びせられたことで、韓国は善き隣人でないことに気がつきました。

キリスト教では、新約聖書ルカによる福音書第10章の中に「善きサマリア人のたとえ」がありますが、これは宗教の教えであり理想です。

国家という国益を追求する集団にとっては、不要です。現実的に時には冷徹な対応をしなければなりません。韓国は善きサマリア人ではないのです。暴力、暴力的脅迫により自己の私的目的を達しようとする暴力団国家です。後ろ足で砂を掛けることなど当たり前なのです。隙を見せようものなら、とことん追い込んできます。

私の表現が過大ではないことは皆さんもご存知の通りです。

竹島は日本が善き隣人であろうとするあまり、何も主張せず韓国のなすがままに棚上げにした結果の産物です。

放置したことで、昭和40年の日韓基本条約の締結まで日本漁船328隻が拿捕され、日本人44人が死傷(内5人死亡)、3929人が抑留されました。海保巡視船に対し15回の攻撃が行われ、16隻が被害を受けています。

一方的に不法占拠しておきあがら、〝近付いたら撃つ〟と脅しではなく本当に撃ち日本人を殺害したのですから暴力団どころか「戦争行為」です。それでも日本人は黙して語らずを貫いてきたのです。

日韓基本条約で8億ドル(現在の物価換算で18000億円)という韓国の国家予算の2.3倍にもなる支援行われました。その後も、1998年までに支出総額は3601億ドル超となっています。それでも彼らは、謝罪を求め続けるのです。
 
北朝鮮は韓国に挑発を続けていますが、冷静に事態を見れば、北朝鮮は日本に対し挑発はしていません。それを、日本は米韓連合軍の仲間になると宣誓したような状態で、日米連携を世界に発信したのです。

日米連携は必要であり重要なことです。

しかし、現在の状況でわざわざ火中の栗を拾うかのような行動は、日本の国益に適うことなのでしょうか。「悪しきサマリア人」に私たちは手を貸すことが、人間として必要なことなのでしょうか。

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