憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
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09210244 | [PR] |
07270700 | 海自輸送機を刷新 |
防衛省は23日、海自輸送機を刷新する方針を固めたようです。
現在、YS-11Mを3機運用しています。海自唯一の輸送機で、全国の海自航空基地を定期/不定期で結んで運航しています。硫黄島や南鳥島への運航しています。
防衛省は中国海軍の太平洋進出が活発化し、東シナ海での離島侵攻などを想定し、航続距離が長く搭載量の大きな輸送機の導入が不可欠と判断、東日本大震災では搭載量3㌧程度、機体後部ドアが開かない軍用タイプの輸送機ではないため、(わかっていたことですが)迅速な物資の搬出入ができない点がはっきりし、軍用タイプの輸送機の導入に踏み切るようです。
こうした兵器選択で防衛省・自衛隊が大きな錯誤をするのを懸念しています。
この海自輸送機の刷新で、欧米の軍用輸送機から機種を選定し、平成24年度予算案概算要求に関連経費を盛り込むとされています。
海自は機雷敷設任務では、空自C-130に敷設任務を依頼していますが、機雷敷設可能な新型輸送機を導入することで作戦能力を高める狙いもあるようです。
空自が運用しているC-130もしくは、導入を決めたXC-2が当然、選択肢に挙げられるべきだと思うのですが、その可能性については何ら報道されていません。
共通の機体を保有すれば、緊急時(有事)の運用が容易となります。導入価格もまとまって発注すれば価格を下げることにつなげられます。
しかし、海空の壁は厚く、「同じものを持つ」気はなかなか起きないようです。
東日本大震災で高い評価を得た「統合運用」ですが、こうした新規導入での「統合」はまだまだ実現させることはできないようです。
現在、YS-11Mを3機運用しています。海自唯一の輸送機で、全国の海自航空基地を定期/不定期で結んで運航しています。硫黄島や南鳥島への運航しています。
防衛省は中国海軍の太平洋進出が活発化し、東シナ海での離島侵攻などを想定し、航続距離が長く搭載量の大きな輸送機の導入が不可欠と判断、東日本大震災では搭載量3㌧程度、機体後部ドアが開かない軍用タイプの輸送機ではないため、(わかっていたことですが)迅速な物資の搬出入ができない点がはっきりし、軍用タイプの輸送機の導入に踏み切るようです。
こうした兵器選択で防衛省・自衛隊が大きな錯誤をするのを懸念しています。
この海自輸送機の刷新で、欧米の軍用輸送機から機種を選定し、平成24年度予算案概算要求に関連経費を盛り込むとされています。
海自は機雷敷設任務では、空自C-130に敷設任務を依頼していますが、機雷敷設可能な新型輸送機を導入することで作戦能力を高める狙いもあるようです。
空自が運用しているC-130もしくは、導入を決めたXC-2が当然、選択肢に挙げられるべきだと思うのですが、その可能性については何ら報道されていません。
共通の機体を保有すれば、緊急時(有事)の運用が容易となります。導入価格もまとまって発注すれば価格を下げることにつなげられます。
しかし、海空の壁は厚く、「同じものを持つ」気はなかなか起きないようです。
東日本大震災で高い評価を得た「統合運用」ですが、こうした新規導入での「統合」はまだまだ実現させることはできないようです。
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