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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :11/26/16:52

02070800 汝殺すなかれ

昨今の日本は治安の悪化が目立っています。

国家は治安維持のために法律を定め司法機関・警察を組織します。国家の最低限の仕事の一つとされ、安定した国民生活の基盤となります。

日本はなぜ、このような事態を迎えてしまったのか。

自己中心的な思考、隣近所に無関心、個人主義を自分勝手と解釈を取り違える現実が、こうした現在の日本の状態を招いてしまったのではないでしょうか。







刑法第199条 人を殺した者は、死刑又は無期もしくは5年以上の懲役に処する。

同法第205条 身体を傷害し、よって人を死亡させた者は、3年以上の有期懲役に処する。

有期懲役とは原則として1ヶ月以上20年以下の期間が指定され、

大阪市阿倍野区でネパール人男性が暴行され死亡した事件で、殺人容疑で逮捕された犯人グループは、逃げようとする被害者を執拗に暴行を重ね死に至らしめたことが明らかになりました。

逮捕されたのは男女4人で、3人は殺意を否認、1人は暴行への関与を否定しています。逃げようとする被害者を追って、執拗に暴行を繰り返し、殺意はなかったのかもしれませんが、暴行により被害者が死亡することも考えなかったとでもいうのでしょうか。

殺意を否認すれば、傷害致死で3年以上20年以下となり、誰もが殺意を否認します。殺意を認め、4対1で暴行を働き死に至らしめたとなれば極刑は免れず、人情として殺意を否認するのは当然です。

事件の報道を見ると、事件が起きたのは店で友人らと新年会をした後、20代の従業員2人を寮に送る途中、突然襲撃され、抵抗しようとする2人の従業員に被害者は「手を出すな」とネパール語でいさめたそうです。普段から従業員に「礼儀正しく、法律を守り、トラブルは起こすな」と言い聞かせていたそうです。

無抵抗な相手に暴力を振るうことは、尋常な感覚ではなく、傷害致死では納得できるものではありません。

頭部を何度も蹴り、頭部めがけて自転車まで投げつけ、殺意がなかったでは済まされません。

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