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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :02/23/14:25

04150800 東日本大震災~伝えきれていない事実~

日本のマスコミをマスゴミと批判する方も少なくありませんが、メディアから被災地の情報が全く流されなくなりました。

我々日本人は、四季のある島国国家に住む災害が多く、悲惨は被害をいち早く忘れて「前進」しようと遺伝子に、「早く忘れる」という作用のある遺伝子が組み込まれているという説の学者がいるほどですが、忘れっぽいの確かではないでしょうか。







東日本大震災が発生した3月11日、宮城県警には地震発生直後から110番が殺到したそうです。至極当たり前だと思われるでしょう。

しかし、地震直後は「信号が消えた」「水道管が破裂した」というライフラインに関する情報だけだったそうです。

津波が襲来すると、110番通報が一変しました。

「救助」を求める電話が殺到。テレビやツイッター情報から他の都道府県警への通報も転送され、回線はパンクしたそうです。

「津波で人が流されている」「首まで水に浸かった。助けて!」など悲痛な叫びに埋め尽くされたそうです。

通常では2~3分で終わる通報者とのやり取りも長引き、宮城県警は通報を切ることもできず回線パンク状態を助長させてしまいました。

12日には遺体発見の通報が急増。しかし、救助を求める通報も減らず、遺体発見の通報には「救助を優先しています。すぐには収容できないかもしれません」と伝え理解を求めたといいます。

いかに、被災地では緊迫した状況に陥っていたかよくわかるやり取りです。

常識では考えられないことです。

これまで、自衛隊を中心に東日本大震災の対応をお話してきましたが、自衛隊も有事でしたが、被災地の警察も本当に有事だったのがうかがい知れます。

想像ですが、救助を求めて最寄の自衛隊の駐屯・基地に電話をされた被災者もいらっしゃったのではないでしょうか。

増税も理解しますが、次の大規模災害への備えはどうなっているのでしょうか。

こうした通報もまた重要な情報となり、救助・救援に活用されなければなりません。

野田首相!バカでも無能でもかまいませんが、やらなければならないことを先にやってから次に進めていただけないでしょうか。

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