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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :04/27/09:12

02091200 暴力団に魅入られた国

暴力団を利用しない
暴力団に金を出さない
暴力団を怖れない
暴力団と交際しない

暴力団追放三ない運動+1。暴力団を解散、壊滅に追い込むため、3つ+1のスローガンを企業や市民の行動指針として掲げられたものです。






日本は「竹島」「尖閣諸島」「北方領土」の3つの領土問題を抱えています。

3つの領土問題を十把一絡げで論じる日本政府・外交当局に、真摯に問題に向き合おうとしているのか私は疑問に感じてます。

1945(昭和20)年7月26日、米国大統領、英国首相、中華民国主席名において大日本帝国に対して発せられた「全日本軍の無条件降伏」等を求めた13か条からなる宣言「ポツダム宣言」により、「日本国の主権は本州、北海道、九州及び四国並びに我等の決定する諸小島に局限せられるべし」とされ、日本は台湾・朝鮮・南洋群島、租借地である関東州を失いました。

南樺太、千島列島は占領され、南西諸島、小笠原諸島、伊豆諸島についても施政権が停止されました。

マッカーサー・ラインは1952(昭和27)年4月のサンフランシスコ講和条約発効と共に廃止されますが、直前の1月18日、大韓民国大統領「李承晩」が、竹島は自国の支配下にあると宣言。同時にマッカーサー・ラインの替わりとなる「李承晩ライン」を設定しました。

日本政府は28日に抗議。この時点では、韓国が領土権を主張するかどうか不確実でしたが、2月12日に韓国は反論します。以来、日韓両国の間で文章交換が行われるようになります。

李承晩ラインは韓国により一方的に宣言されたものであり、日米両政府は国際法上不当であると抗議しました。

7月26日、日米安保条約により竹島を米軍の訓練地として日本国が提供する旨の協定が結ばれましたが、翌1953年1月12日、韓国は李承晩ライン内に出漁した日本漁船の拿捕を指示しました。2月4日、「第一大邦丸事件」が発生します。

「第一大邦丸事件」とは、指定されている漁区内で操業していた日本漁船を、韓国の漁船を装った韓国官憲により銃撃を受け拿捕された事件です。

事件の詳細は割愛しますが、韓国の問答無用な姿勢は暴力団そのものです。

4月20日、韓国独島義勇守備隊が駐屯し実効支配下に置きました。

独島義勇守備隊は民兵組織ですが、朝鮮半島では朝鮮戦争が続けられており、韓国軍や韓国警察に余力がなく、傷痍軍人・警察官・民間人で構成されていました。

当初、守備隊は定期的な駐在で、6月に日本の巡視船2隻が島内にいた6人の守備隊員を追い払い、「日本領」の標識を立てました。巡視船はそのまま引き上げ、島に戻った守備隊に李承晩は警察に指示し迫撃砲1門と弾薬100発、小銃等で全員が武装するようになりました。

1954年4月、再び海保巡視船が来島すると巡視船と交戦。韓国側は巡視船1隻を撃沈したと主張していますが、発砲を受けて「損害を被った」とされているだけです。一方、海保は竹島から韓国「官憲」により発砲を受けたと認識していましたが、これは義勇隊が制服を着用していたためと思われます。日本は11月にも巡視船に対し発砲されたとしています。

1956年4月、韓国警察が武装警察官を常駐させるようになり、義勇守備隊は12月25日を以って解散します。

現在は韓国警察官41名が常駐し、周辺海域は海洋警察庁が警備を担当しています。

韓国と直接対峙し軍事行動を伴うようなことを日本が実行しようとしたら、米国による妨害等が行われ、竹島での軍事衝突は起こらなかったことでしょう。

しかし、韓国は未だに謝罪を求める日本の歴史認識ですが、竹島問題を抱えたまま、日本は日韓基本条約を韓国と締結するのです。

当時の日本政府が暴力団追放三ない運動+1のように、「利用しない」「金を出さない」「怖れない」「交際しない」で韓国に接していれば、現在のようなやくざな関係とはならなかったでしょう。

韓国という暴力団は狡猾です。竹島に軍を常駐させていないのは、韓国による「占領」のイメージを与えないための配慮なのです。

ただ、問題なのは竹島に駐屯する警察官の装備等はまったくわかりません。

韓国との付き合い方は、「利用しない」「金を出さない」「怖れない」「交際しない」も選択肢にあるのではないでしょうか。

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