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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :05/09/04:09

02111000 人間が人間であるために中韓を批判すべきです

中国、韓国は中華思想に取り憑かれています。ですから、両国が我が国に何をしようと不思議ではありません。

当然、彼らの行動を批判することが可能ですが、根源的な問題は何事も棚上げにしてきた我が国政府に問題があるのは言うまでもありません。






中華思想とは、「中国が宇宙の中心であり、文化・思想は神聖なるものと自負する」エスノセントリズム(自民族中心主義・自文化中心主義)です。レイシズム(人種差別)に繋がるもので、21世紀の現在において非常に憂慮すべきものですが、世界の自由主義国家では、中国の巨大市場目当てに中国に面と向かって批判することを避けています。

中国・韓国、北朝鮮までもが靖国神社を理由に日本批判を繰り広げています。

先読みできず、靖国神社参拝した安倍晋三首相ですが、「信念」かどうかはわかりませんが、中韓に批判する材料を提供してしまったことは否定できません。

安倍首相の靖国参拝を受け、駐米中国大使崔天凱(ツィティエンカイ)は、ワシントン・ポスト紙への寄稿しました。

「安倍首相は第一次内閣の時には、靖国神社への参拝を控え、歴史的な緊張を抱える近隣諸国との関係を向上させるためのドアを開けた。しかし、首相の最近の行動は、対話へのドアを閉ざした」

靖国参拝が対話のドアを閉ざしたと言いたいのでしょうが、対話のドアを閉ざしたのは日本ではなく中国に責があるのは言うまでもありません。

昨年を振り返れば、それがよくわかります。

「日本が盗んだ中国の領土は返還されねばならない」

「日本は尖閣問題で争いは存在しないという。争いが存在しなければ話し合うことはできない。皆さんもなぜ現在話し合いができないかわかったでしょう」

日中間の対話(外交)が膠着状態に陥ったのは、昨年の安倍首相の靖国参拝までは領土問題が理由だと声高に世界中に喧伝していたのが、安倍首相の靖国参拝後は、今度は靖国参拝が理由だとすり替えが行われたのです。

エスノセントリズム、レイシズムどころか、これでは単なるナルシズムの住人です。

世界は冷静に中国の出方を見ていますが、日本は言われっ放し状態。言うべき事、言わなければならない事を言わず、性善説を妄信するかのように押し黙っているのは意味がありません。

日本はというと、近所付き合いや友達付き合いの延長線上にある「集団的自衛権」の不可を論じあっているようでは、中韓に大きな後れをとっていることは明白です。

日本国内では中韓に反論するのは、感情的な中傷ばかりです。

第二次世界大戦後、確かに連合国、ことに米国による日本を骨抜きにする占領政策により洗脳された可能性は否定できません。しかし、その反面、米国の占領政策は民主主義を与える救世主であるかのような傲慢な振る舞いではないでしょうか。

そして、民主国家建設のためのテストケースとしてイデオロギーも開放し日本で忌み嫌われてきた共産主義も容認されるようになり、日本国内に国・民族を無視した共産主義信者を増殖させました。

共産主義・社会主義の崩壊は自然の摂理ですが、未だにこの国には共産主義を妄信する人たちが存在するのは危機的な状況です。

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