憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
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02240120 | [PR] |
04190800 | 放蕩息子 ~北朝鮮は中国の放蕩息子~ |
ある人に二人の息子がいた。弟は親が健在なうちに、財産分与を求め請求しました。父は下の息子の要求に従い財産を分け与えました。下の息子はその財産を手に、遠い国に旅立ちました。彼の地で放蕩を続け散在してしまいます。彼の地に大飢饉が起き、豚の世話をして生計を立てました。豚の餌さえ食べたいと思うほど飢えた下の息子は、我に帰り帰るべきところは父のところだと、父の元に戻る…新約聖書ルカの福音書第15章です。
北朝鮮の長距離弾道ミサイルを巡る国連安保理の協議は、発射を強く非難し、安保理決議への重大な違反とする議長声明採択で決着しました。
議長声明は、北朝鮮に新たな弾道ミサイルの発射や核実験を実施しないよう要求し、違反した場合は「安保理が相応の行動を取る」との警告付です。各国にも、既存の安保理決議の制裁措置の徹底を求めています。
議長声明は拘束力が無く、国連が掲げた「看板」なだけです。
こうなった背景には、中国が北朝鮮への圧力をかけないよう配慮を求めており、朝鮮半島の不安定化は自国への影響が大きく、自国の安定を優先させるために北朝鮮擁護に回っていると見るのが一般的です。
米中折衝の妥協の産物であるのは明白です。
定番では、北朝鮮はミサイル発射の後に核実験を行いますので、何の拘束力も無い議長声明では、核実験阻止は難しいでしょう。
国連安保理は、北朝鮮の暴走行為に議長声明や決議で、非難と中止要求を繰り返してきましたが、本腰を入れた経済制裁や軍事的措置は全く選択肢には加えられていませんでした。
今回もこれまでも国連は看板倒れで終わっているのです。
放射能クライシスを煽る小出裕章は、「米国は核兵器、生物兵器、化学兵器、大陸間弾道ミサイル、中距離ミサイル、巡航ミサイル、ありとあらゆる兵器を保有し、自らの気に入らなければ、国連を無視してでも、他国の政権を転覆させる国です。そうした国を相手に戦争状態にある国が朝鮮であり、不幸なことではありますが、ハリネズミのようにならざるを得ません」と述べています。
しかし、米国は厳正な核管理が執行されており、米国大統領の気分で核が使用されるようなことはあり得ません。
北朝鮮はどうでしょう。
政治・軍事への失敗には粛正が付き物で、公開処刑さえ行われているのです。そんな国が国防のために核保有を容認したら…。
日本は北朝鮮の核とミサイルの脅威に晒されているのです。
中国は、放蕩息子とわかりきってはいても、国境を接するだけでなく、最大の貿易相手国でもあります。北朝鮮に眠る地下資源は、膨大な量とされています。
それを守るために、放蕩三昧をどこまで容認するのか、北朝鮮情勢は中国の腹次第なのが現実なのです。
北朝鮮の長距離弾道ミサイルを巡る国連安保理の協議は、発射を強く非難し、安保理決議への重大な違反とする議長声明採択で決着しました。
議長声明は、北朝鮮に新たな弾道ミサイルの発射や核実験を実施しないよう要求し、違反した場合は「安保理が相応の行動を取る」との警告付です。各国にも、既存の安保理決議の制裁措置の徹底を求めています。
議長声明は拘束力が無く、国連が掲げた「看板」なだけです。
こうなった背景には、中国が北朝鮮への圧力をかけないよう配慮を求めており、朝鮮半島の不安定化は自国への影響が大きく、自国の安定を優先させるために北朝鮮擁護に回っていると見るのが一般的です。
米中折衝の妥協の産物であるのは明白です。
定番では、北朝鮮はミサイル発射の後に核実験を行いますので、何の拘束力も無い議長声明では、核実験阻止は難しいでしょう。
国連安保理は、北朝鮮の暴走行為に議長声明や決議で、非難と中止要求を繰り返してきましたが、本腰を入れた経済制裁や軍事的措置は全く選択肢には加えられていませんでした。
今回もこれまでも国連は看板倒れで終わっているのです。
放射能クライシスを煽る小出裕章は、「米国は核兵器、生物兵器、化学兵器、大陸間弾道ミサイル、中距離ミサイル、巡航ミサイル、ありとあらゆる兵器を保有し、自らの気に入らなければ、国連を無視してでも、他国の政権を転覆させる国です。そうした国を相手に戦争状態にある国が朝鮮であり、不幸なことではありますが、ハリネズミのようにならざるを得ません」と述べています。
しかし、米国は厳正な核管理が執行されており、米国大統領の気分で核が使用されるようなことはあり得ません。
北朝鮮はどうでしょう。
政治・軍事への失敗には粛正が付き物で、公開処刑さえ行われているのです。そんな国が国防のために核保有を容認したら…。
日本は北朝鮮の核とミサイルの脅威に晒されているのです。
中国は、放蕩息子とわかりきってはいても、国境を接するだけでなく、最大の貿易相手国でもあります。北朝鮮に眠る地下資源は、膨大な量とされています。
それを守るために、放蕩三昧をどこまで容認するのか、北朝鮮情勢は中国の腹次第なのが現実なのです。
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