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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :03/29/16:18

05210800 大震災から何も学んでいない ~あなたは生き残りますか?~

「サバイバル」という言葉は昨今の情報から、皆さんにも馴染みはあると思います。

でも、サバイバルの本質なでは伝わっていないと思います。






サバイバルとは「適者生存」です。環境に適した者だけが生き残れることです。大袈裟に思われるかもしれませんが、サバイバルは孤独な戦いに勝つ方法です。

サバイバルの第一は、「生への執着」を持つことです。どのような過酷な状況下でも、絶対に諦めないで生き残ることだけを考え続ける意思と覚悟が不可欠です。

第二は「適応性」です。後悔ずることなく、周囲の状況や環境に自分を適応させることです。

以下、「知識と独創性」「適確な判断力」「体力と精神力」なども挙げられますが、これらは戦場や遭難した際に要求されるもので、皆さんの生活には応用する必要はないと思います。

利根川水系の浄水場でホルムアルデヒドが検出され、取水制限が行われ一部では断水する事態が起こりました。

ちょっと驚いたのですが、ホルムアルデヒドが検出されたニュースが流れると、千葉県ではミネラルウォーターの買い占めが起きたというのです。

東日本大震災後と同様ですが、買い占めは壮年以上の世代が血眼になっていると聞いています。

でも、今回の買い占めはサバイバルの適応性に欠けたもので、サバイバルの試験には不合格です。

不合格どころか、東日本大震災での経験を何も生かしていないという、ちょっとおバカさんなあり様を世間に知らしめているだけです。

生への執着で買い占めるのは、大きな間違いです。重いミネラルウォーターを大量に買い込み、自宅まで運ぶ体力を使うより、その体力を他の作業に充てることのほうが懸命です。

飲料用の水を常に確保し、今回のような事態に備える。飲料以外の生活用水は保存状態は気にせずに保存できますので、風呂の残り湯でもかまいませんし、ポリタンクや大きなペットボトルなどに入れてベランダや玄関脇などに放置しておいてもいいでしょう。


地球上では植物、動物、昆虫も自然のルールに従い必死に生きています。

人間は発達した頭脳を駆使し、知恵を働かせて道具や制度を作り上げ生存環境を整えてきました。しかし、人間がいかに知恵を働かせようと、自然の前では無力です。

それに立ち向かうためには、「備え」が重要となります。そうです、「備えあれば憂いなし」という言葉こそ、サバイバルの第一なのです。備えること、それが生き残るための第一歩ではないでしょうか。

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