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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :09/22/19:21

06130000 嗚呼 民主党

菅新首相の誕生で、民主党支持がV字回復したそうですが、ちょっと信じられない結果です。





選挙ポスターの党首の首をすげ替えただけですが、このやり方は鳩山さんがこれまで厳しく批判してきた自民党のやり方そのものです。そして、自民党が総理をコロコロと代えたときには、「民意無き交代」と民主党がこぞって批判しました。

参院選直前、なんという愚かなことをしたのか。民主党も権力の座に就けば、自民党も何ら変わりない証明をしてみせてくれました。辞任のコメントで、〝民主党らしさ〟を言うのであれば、衆院解散総選挙で、有権者の判断を仰いだほうが、民主党らしい姿であり、それで敗北しようとも民主党再生は可能だったはずです。

それだけではありません。

鳩山退陣を迫ったのは、参院選で改選される民主党議員でした。それで退陣したのですから、選挙対策によるもので、民意は本当に退陣を望んでいたのでしょうか。自民党でさえ、麻生総裁のまま敗北覚悟で選挙に臨み、敗北したではありませんか。民主党は、自民党より潔くはないこともわかりました。

そして、辞任してしまったことで、私たちは鳩山体制を真に評価できなくなりました。

民主党は昨年の総選挙で勝利したのは事実ですが、総選挙は民主党が勝利したのではなく、自民党が負けた選挙だったのではないでしょうか。国民が民主党に期待したのではなく、自民党に呆れたからの結果ではないでしょうか。「無血革命」などと勇ましいことを言っていた民主党ですが、この時から民主党は道を誤ったのです。

自民党に呆れた国民にとって、選択肢は民主党以外になかった。

政権交代は看板が代わっただけで、小沢流という自民党の手法を残したままの〝政権交代〟でした。

普天間問題は、単なる基地移設失敗という問題ではなくなりました。

沖縄以外の県は、自分の県に米軍基地を受け入れたくないと自分の立場を主張するだけ。それを政府は容認し、沖縄に基地を押し付ける。沖縄の人たちにとっては、沖縄だけを「差別」していると映っていることでしょう。

そして、矛盾を抱えたままの日米安保体制は、これからも問題をさらけ出すことになるでしょう。

矛盾がそのまま表れたのが、鳩山さんの迷走だった。国のトップに立つ者として、周到さに欠けていたのは事実ですが、だからと言って鳩山さんだけを批判するのはいかがなものでしょう。

ポスターが代えられても、参院選で民主党が過半数を取れるでしょうか。

参院選後、民主党が負ければ、菅党首への批判となることでしょう。自分たちの議席確保の為に、党首の首をすげ替えを求める党ですから、参院選敗北では再び粛清が行われることでしょう。

負けは負けで潔く認め、余計な小細工をせず、自分たちの力で立ち直って欲しいものです。

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