憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
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02282118 | [PR] |
09240800 | 台風に遭遇したら |
静岡県浜松市付近に上陸した台風15号は、勢力を弱めながら速度を上げて東海、関東、東北を縦断しました。
震災時のように帰宅難民が溢れ、震災時の教訓は活かされていないようです。しかし、震災と台風で同じ対応するのは危険です。
昔は台風が近付くと、お父さんは窓に目張りをしたり、お母さんは雨漏りの準備をしたものです。いよいよ台風が近付くと、家族全員で食事をしてラジオやテレビで情報を確認しました。現代は情報収集の手段が豊富で、さらに建築技術の発達で、こうした光景はまったくなくなりました。しかし、台風が接近して危険な事象は今も昔も変わりはないのです。
台風は「大きさ」で大型:大きい、超大型:非常に大きいの二段階で表現されます。大型:大きいとされるのは「風速(毎秒、以下省略)15m以上」の半径が500km以上800km未満のもの。超大型:非常に大きいとされるのは、「風速15m以上」の半径が800km以上のものです。
強さは、強い、非常に強い、猛烈なと三段階で表現されます。強いとされるのは最大風速が33m以上44m未満、非常に強いとされるのは44m以上54m未満、猛烈なとは54m以上の風の強さを表しています。
台風は巨大な空気の「渦」です。地表では中心に向かって反時計回りに強い風が吹き込んでいます。
台風の進行方向右側(東側)では中心に吹き込む風と移動させる風が同一方向に吹くために風が強くなります。進行方向左側(西側)では、吹き込む風と台風の進行方向後方から吹き込む一般流が逆方向になるため、右側よりも若干風が弱まります。
台風が近付き、離れていくと風向きが変わります。
現代は携帯電話の普及で、天気情報など簡単に入手できます。こうした台風の知識もあまり必要ではありません。台風が近付いてきたら、携帯電話などで天気情報を得るのが第一です。
台風が近付いてくる場合、窓や雨戸はしっかりと施錠し、必要であれば外から板などを打ち付け補強することです。庭木には支柱を立て、塀も補強したほうがいいでしょう。下水や側溝、排水溝を掃除して水はけをよくしておきます。風で飛ばされるようなものがあれば、固定するか飛ばされないようにしておきます。
家の中では、雨戸を閉めてガラスが割れないようにしますが、雨戸がない窓はカーテンを閉め、ブラインドは下ろし強風により物が飛ばされガラスが割れた場合に備えておきます。
非常用品は震災対策などと同じ物でかまいませんが、個人的には非常用品は避難する際の手かせ・足かせとなりかねないので、私はあまり品物にはこだわりがありません。懐中電灯、ラジオ、ろうそくなど限られたものしか準備していません。極論ですが、懐中電灯があれば充分です。
台風が近付いてきたら、とにかく外に出ようとしないことです。これが基本中の基本です。
ですから、台風15号で帰宅難民が出てしまったのは不幸なことですが、台風対応の基本ができていないことになります。自宅であれば自宅に、会社であれば会社にいることが重要です。
台風の中、徒歩で移動することは強風で転倒したり、強風で路上にある物が飛ばされてぶつかることも考えられ、外を出歩かないことが最も重要です。
ビルなどがある場合、ビル風となり台風の風以上に強風となる場合もあり、都会への台風の接近は危険が増大することも忘れてはなりません。
震災時も同様ですが路上や高い建物に設置された看板なども多く、都会は危険がいっぱいなのです。
震災時のように帰宅難民が溢れ、震災時の教訓は活かされていないようです。しかし、震災と台風で同じ対応するのは危険です。
昔は台風が近付くと、お父さんは窓に目張りをしたり、お母さんは雨漏りの準備をしたものです。いよいよ台風が近付くと、家族全員で食事をしてラジオやテレビで情報を確認しました。現代は情報収集の手段が豊富で、さらに建築技術の発達で、こうした光景はまったくなくなりました。しかし、台風が接近して危険な事象は今も昔も変わりはないのです。
台風は「大きさ」で大型:大きい、超大型:非常に大きいの二段階で表現されます。大型:大きいとされるのは「風速(毎秒、以下省略)15m以上」の半径が500km以上800km未満のもの。超大型:非常に大きいとされるのは、「風速15m以上」の半径が800km以上のものです。
強さは、強い、非常に強い、猛烈なと三段階で表現されます。強いとされるのは最大風速が33m以上44m未満、非常に強いとされるのは44m以上54m未満、猛烈なとは54m以上の風の強さを表しています。
台風は巨大な空気の「渦」です。地表では中心に向かって反時計回りに強い風が吹き込んでいます。
台風の進行方向右側(東側)では中心に吹き込む風と移動させる風が同一方向に吹くために風が強くなります。進行方向左側(西側)では、吹き込む風と台風の進行方向後方から吹き込む一般流が逆方向になるため、右側よりも若干風が弱まります。
台風が近付き、離れていくと風向きが変わります。
現代は携帯電話の普及で、天気情報など簡単に入手できます。こうした台風の知識もあまり必要ではありません。台風が近付いてきたら、携帯電話などで天気情報を得るのが第一です。
台風が近付いてくる場合、窓や雨戸はしっかりと施錠し、必要であれば外から板などを打ち付け補強することです。庭木には支柱を立て、塀も補強したほうがいいでしょう。下水や側溝、排水溝を掃除して水はけをよくしておきます。風で飛ばされるようなものがあれば、固定するか飛ばされないようにしておきます。
家の中では、雨戸を閉めてガラスが割れないようにしますが、雨戸がない窓はカーテンを閉め、ブラインドは下ろし強風により物が飛ばされガラスが割れた場合に備えておきます。
非常用品は震災対策などと同じ物でかまいませんが、個人的には非常用品は避難する際の手かせ・足かせとなりかねないので、私はあまり品物にはこだわりがありません。懐中電灯、ラジオ、ろうそくなど限られたものしか準備していません。極論ですが、懐中電灯があれば充分です。
台風が近付いてきたら、とにかく外に出ようとしないことです。これが基本中の基本です。
ですから、台風15号で帰宅難民が出てしまったのは不幸なことですが、台風対応の基本ができていないことになります。自宅であれば自宅に、会社であれば会社にいることが重要です。
台風の中、徒歩で移動することは強風で転倒したり、強風で路上にある物が飛ばされてぶつかることも考えられ、外を出歩かないことが最も重要です。
ビルなどがある場合、ビル風となり台風の風以上に強風となる場合もあり、都会への台風の接近は危険が増大することも忘れてはなりません。
震災時も同様ですが路上や高い建物に設置された看板なども多く、都会は危険がいっぱいなのです。
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