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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :05/20/12:54

11010800 南スーダン派遣

11月1日、ドジョウ宰相は南スーダンへの陸上自衛隊施設部隊の派遣を決定するようです。





派遣されるのは年明け早々となるとされていますが、民主党政府が安全だとする南スーダンが、実はいまだに戦闘状態にある懸念があります。

ロイター通信によると、南スーダンで29日南スーダン北部で反政府武装勢力と政府軍が交戦。武装組織60人、市民15人が死亡したと報道しました。

民主党政権は自衛隊の活動拠点となる南スーダンの首都ジュバは平穏としていますが、平穏なのはジュバとその周辺に限られ、南スーダンは未だに政情不安定で反政府武装勢力との衝突が起きているのです。

自衛隊が南スーダンに展開することになれば、補給路は陸路となり、首都にたどり着くまでにいくつかの戦闘地域を通過することになるでしょう。

こうした現実を無視するように、自衛隊の武器使用は緩和されず、武器の使用は緊急避難・正当防衛に限定され、自衛隊の近くで他国部隊・市民が襲撃されても自衛隊はまったく手出しできません。

信じられますか?

誰も助けることなく、我関せずで知らん顔を決め込んで無視するよう日本政府は自衛隊に強制しているのと同じです。

事あるごとに、ドジョウ宰相は「自衛官の倅」を持ち出しますが、自衛官の倅であれば多少の国際情勢や軍事情勢に興味を持ったはずで、派遣ありきで自衛隊をアフリカに送り込み、肝心のあるべき姿を全うさせないとは、ただの嘘つきか自衛官の倅とは嘘のようです。

10月16日の航空観閲式での訓示は本当に心打たれるものがありました。同じ自衛官の倅の一人として、一国の首相にまで上り詰めた彼を誇りにも思いました。

しかし、南スーダンへの派遣を見ると、訓示はあくまでも「作文」で、彼の心のあり様ではなかったということでしょう。

自民党もそうでしたが、外務省とともに自分たちは努力をせず自衛隊に危険を冒させることを続けてきました。臆面も無く私兵のようなことをさせ、自分たちは頬かぶりしたままです。

下世話な表現ですが、政治家と官僚は自衛官に犠牲が出ないと現実を理解することはないのでしょうか。

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