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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :11/29/07:32

04030800 北朝鮮ロケット発射!

東日本大震災の瓦礫処理問題は、受け入れを表明する自治体が少しずつ増えています。

被災地で助け合いながら避難生活を送る方々は、世界から高い賞賛を受けました。

いつの間にかこの賞賛がすり替えられ、「日本人」すべてが助け合いの精神を持っているかのように喧伝されてしまいました。

瓦礫処理問題を見ていると、「助け合いの精神」がすり替えの事実がハッキリわかります。

受け入れ拒否はいいと思いますが、何か代案を考えるのが「助け合い」ではないかと私は思うのです。






北朝鮮が人工衛星打ち上げを予告した日が迫っています。

日本政府は自衛隊に破壊命令発令の準備命令を出し、海自イージス護衛艦と空自ペトリオット部隊が展開しています。

今は迎撃ミサイルの命中率に注目が集まっていますが、海自イージス艦搭載のSM-3、空自ペトリオットPAC-3はともに弾道ミサイルとの交戦は可能ではありますが、命中率は諸説あり明言はできません。

北朝鮮のロケット発射実験は、ロケットと弾道ミサイルの構造は同じで、ロケット発射実験と称しミサイル実験・試射である可能性は否定できず、北朝鮮がどう主張しようとも日本の脅威であることは事実です。

ただ、問題なのはロケット発射だけでなく、北朝鮮は06年7月、09年4月と3年の間隔を置いて実験を繰り返しており、これとセットのように核実験も行っていることが真の日本の脅威なのです。

北朝鮮は、ミサイル(ロケット)の発射させ、弾道ミサイルの保有を見せ、核実験を行い核弾頭の搭載も臭わせるという恫喝戦略を恒常化させているのです。

しかし、これらの北朝鮮の恫喝手段に、どの国も打つ手が無いのが実際のところです。

そして、北朝鮮のミサイル実験と核開発はイランの核開発とリンクしているということが、北朝鮮と周辺国(日韓)の脅威だけではなく、核拡散という世界が最も神経をつかわなければならない事実があることも忘れてはならないのです。

日本のミサイル防衛は整備されつつありますが、万能ではありません。

そして、北朝鮮のミサイル問題は日本人にとって他人事では済まされないのです。

日本は核開発、弾道ミサイル開発を続ける北朝鮮に向き合わなければなりません。

弾道ミサイル防衛は一つの方策ではありますが、万能ではない事実があり、さらなる方策の検討を続けなければならないでしょう。

しかし、東日本大震災への対策すら満足にできもせず、増税だけで党内がぐらつく政党が、このような外交問題を処理できると思いますか?

それを考え、どうすべきか行動することが求められていると私は思うのです。

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