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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :11/26/03:26

12270800 北朝鮮

金正日死去後の動向が気になるところですが、ダメダメ親子から権力を継承した「孫」ですが、絶対的な権力を手中にすると人間変わらないはずはなく、国民を極貧状態にしたまま周辺国には恫喝を繰り返すカルト国家体制は維持されたままではないでしょうか。

でも、疑惑の多い団体「朝鮮総連」は、金正恩が権力を継承すれば正恩の母が在日であった事実を隠蔽するため、何らかの処分が下されることでしょう。





私の手元にある北朝鮮が作成したとされる「人民分類」がありますが、それによると51に区分され、在日帰国者は32位という下層分類になっています。下層出身の母を持つ最高権力者とは、北朝鮮にしてみれば「最高機密」扱いにするのもわかります。この事実を知る総連を蚊帳の外に押し出したいのも充分納得できます。しかし、これまでは資金調達組織としてはトップランクにあったというのに、独裁体制を支持してきたわけですから、このような目に遭うのも当然と言ってしまえばそれまでのことです。

将軍様の死去で、北朝鮮市民が地べたにへたり込んで慟哭する映像がありますが、私が説明するまでもなく〝やらせ〟です。メディアなどでは、「られる」などと脱北者が証言したなどと報道していますが、泣かないでいようものなら収容所送りになり、下手をすれば家族諸共収容所送りですから必死になる姿から、より真実味が増しているのです。

北朝鮮といえば「収容所」が付き物ですが、金日成から権力を継承した金正日が収容所を増設したようで、政治思想反集団収容所に数十万人が収容されているとの資料もあります。

金日成、金正日の政策に反対し、党に対し不忠と判断されるか、金正日を後継者として認めない者、脱北者家族、在日帰還者などが収容されているといわれています。

北朝鮮は人口2300万人とされ、全国民を「核心」「動揺」「敵対」の三階層に区分、「核心階層」は全人口の約30%、「動揺階層」は約40%、「敵対階層」は約30%とされています。収容所送りにされるのは「敵対階層」の中でも最も憂慮される危害分子と判断された人たちです。

中にはかつての朝鮮労働党高級幹部、家族なども収容されているようです。

北朝鮮では見せしめに公開処刑を行っているのは有名ですが、こうした収容所に収容された場合、生きるのも困難ですが、釈放されても待っているのは「死」のようです。

釈放されて収容所から解放されたかのように見せ、遊撃隊が訓練用の標的として射殺するというのです。

おとぎ話か小説の世界のような独裁国家北朝鮮ですが、こんな国が核弾頭を持ち、それを運搬できる弾道ミサイルを持ち、狂信的な支持をする軍を持っているのです。そして、この国は私たちの隣に存在しているのです。

同族の分断国家とはいえ、韓国は北の武力行使に断固たる態度で臨めずされるがまま。

凶暴な飢えた野良犬が、鎖も付けられず放置されているのです。そんな国を大国は利用しようとし、人間の敵である独裁を許しています。

北朝鮮の実情を理解することまでは必要とは思いませんが、せめてこんな国が隣に存在している事実、拉致の事実、それを私たちは理解しておくべきではないでしょうか。

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