憂い　next ver.

友人が怒り心頭です。

彼は「国民はもっと怒りを政府にぶつけるべきだ」との持論を展開していますが、周りは「仕方ない」「どうしようもない」で片手けてしまい、彼は変人扱いされると嘆いています。

私も彼の考えは賛成ですので、私も変人の仲間入りでしょうか？

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今年はセミが鳴くように、「節電・節電」とやかましく鳴いています。

セミならまだしも、「一億総節電！」状態でファッショのように東京電力と政府は煽っています。

正直に節電して、体調を崩したら誰が責任を取ってくれるのでしょうか。

素人の至極常識的な話をすれば、電気は溜めることはできません。

供給量を需要が上回れば、大規模停電（ブラック・アウト）となります。

需要が上回れば停電するわけですから、この夏場のピーク時に節電をするのは理解できますが、それ以外の時間帯に節電しても何の意味もないことは常識的なお話です。

ピーク時は、午前10時から午後5時の間、この間でも午後1時から3時がピークとされています。

それでもなお東京電力と政府は、何故、節電ファッショを煽るのか。

一部のメディアでは、東京電力は揚水発電や火力発電の出力を上げるなどすれば何ら問題はないともされています。

それでもなお、節電を訴える東京電力と菅民主党政権。

資料によると、発電コストは1㌔㍗／時当たり、水力11.9円、石油10.7円、石炭5.7円、原子力5.3円と原子力発電のコストが抜きん出て安いことがわかります。

原発が再稼働できない状態で、高いコストの電気を使われたくないのではないのか、そんな疑問が浮かんできます。

儲けが減るから〝電気料金値上げ〟とは原発事故があるため、東京電力は値上げを口にできず、節電を呼び掛けて高コストな電気を使わせないようにしているのではないでしょうか。

そして、停電の恐怖を煽り、原発の必要性を認識させる「脅し」とも取れます。

原発事故前はオール電化だ、電動自動車だと騒いでいたのに、事故後からは嵐が過ぎ去るのを待つかのような東京電力です。

電力問題でも素人の私が考えただけでも、このような疑問が湧いてくるのに、誰も何も言わないため東京電力と菅民主党政権は知らん顔をしています。

震災から四ヶ月、復旧も済んでいないのに復興とは絵に描いた餅です。

被災地にはまだたくさんの問題が放置されたままなのに、菅直人民主党は何ら行動しようとしていません。

こんな棄民政治をしていても、野党はそれを止めることすらできません。

このままで本当にいいのですか？

私達がいつ被災者になるかもしれないのに、東北・関東の被災者を放置しておくことは正しいことなのでしょうか？

反原発も結構ですが、それよりも先にしなければならないことがあるのではないでしょう？

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