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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :05/06/14:02

11250800 ドジョウに化けたタヌキ

野田首相の選択した「解散」について考えてみました。

「バカ正直解散」:民主党細野政調会長
「寄り切り解散」:公明党山口代表
「民自公談合解散」:社民党福島党首
「自爆解散」:日本維新の会松野議員団代表
など出ていますが、私は「奇襲解散」だと思います。




野田首相の解散は「乱心」なのか「勘違い」なのはかはわかりませんが、今回の解散は完全に奇襲であり、目的はわかりませんが、第3極の雨後の筍状態のミニチュア政党の裏をかき、奇襲は完全に成功したといえます。

野田首相は感情的なものではなく、計算し尽くされた「解散」だったのではないかという疑問が浮かんできました。

日本維新の会代表である橋下大阪市長は「準備できている、できていないなんて、そんな言い訳が通用するような世界じゃない。いよいよ本当の大いくさ」と語ったことから、野田首相の奇襲解散は、ミニチュア政党の準備不足を完全に衝き、そうした観点からは大成功したと言えるでしょう。

今回の解散でも石原慎太郎氏の「太陽の党」と「減税日本」が合流、これに「維新の会」も加わり野合といわれても致し方ない状態に陥ったのは事実です。

しかし、準備不足から候補者の擁立が間に合わず、「太陽」「減税」と候補者が競合しないことから、こうした野合が可能となりました。

橋下さん、偉そうなことを言っても、所詮は権力志向が強いのは明白です。

鈴木宗男さんが面白いことを言っていました。

「民主党にはガッカリ、自民党にはコリゴリ」笑ってしまいました。

ですが、私たちの感覚を言い当てているあたり、鈴木宗男健在です。

私たちからすれば、ガッカリ・コリゴリですが、かといって維新などのミニチュア政党は何をするのか、何ができるのか皆目見当もつきません。

コリゴリの自民党さんですが、安倍さんだけはノリノリ。

解散が決まった途端、「大胆な補正予算を組むべき」「大胆な金融緩和を行わなければならないと「大胆」が口癖になったようですが、自民党が政権の座に返り咲いたとしたら、安倍さん実力が試されることになるとはご本人はわかっていないようです。

日韓・日中関係が緊迫しており、これまで言ってきた「靖国参拝」を実行できるかどうかが試されるのです。

真のタカなのか、それともタカの威を借るハトなのか、ハトではなくチキンなのかがわかってしまうのです。

このように野田首相の奇襲解散は、様々問題点を浮き彫りにしてくれました。

悲しいですが、国民に対し民主党がしてくれたのは、この解散だけだったのです。

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