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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :09/19/18:20

04191000 オオカミ少年 その名はユキオ

普天間基地を自らが「県外移設」もしくは「海外へ」と言っておきながら、迷走状態に陥る鳩山民主党ですが、迷走する理由はないはずなのです。





普天間基地移設に関し、明確なビジョンを持ち、日米安保体制の次を模索するという戦略を持って臨めば、アメリカがごねようが脅そうが、痛くも痒くもないことのはずなのです。それがなぜか、鳩山首相は基地移設に関し訳のわからない禅問答のようなコメントを繰り返しています。

考えたくもありませんが、鳩山民主党は何の考えもなし普天間基地移設を「県外」だとか「海外」などと言ってきたのでしょうか。

核サミットなどと、アメリカ得意の踏み絵イベントにノコノコ出かけて行き、アメリカによる世界唯一の被爆国でありながら、オバマ大統領との公式会談もセッティングされず、ワシントン・ポストのコラムでバカにされる始末。平野官房長官は「一国の首脳に対する表現として、いささか非礼な面があるのではないか」と不快感を示したそうですが、なぜ怒らないのでしょう。

中国海軍の挑発行為にも、大人ぶった対応をしていましたが、独立国なのですから、〝ふざけるな!〟と怒りを露わにするのも外交として必要なのではないでしょうか。

海兵隊の航空基地移設で、日本の抑止力を云々する輩もいますが、日本に駐留する米陸軍、海軍、空軍はどうなのでしょう。そして、海兵隊航空基地一つが重要であるとするならば、抑止力を語る輩は、受け入れ拒否をする自治体をなぜ批判しないのでしょうか。安全保障は国家・国民に直接的な影響力を及ぼすもので、受け入れを拒否するのは国家・国民をないがしろにする行為なのではないでしょうか。

中国海軍の挑発行為に事なかれ主義で臨む鳩山民主党政権を批判しましたが、日本の政治・官僚は全てに事なかれ主義で通し、対米関係をも事なかれ主義を通してきました。

それが、様々なアメリカ駐留軍に特権意識を植え付け、日本を守るはずの米軍が日本人(沖縄の人たち)を苦しめるよなマネをするようになんているのを気がつかないのでしょうか。

イソップ寓話に、『オオカミ少年』というものがあります。

羊飼いの少年が、「オオカミが出た!」とウソをついて騒ぎを起こし、その騒ぎを見て退屈しのぎにしていましたが、少年は繰り返しウソをつき、本当にオオカミが現れたときは、誰もそれを信用せず羊をオオカミに全て食べられてしまうというお話です。

説明するまでもありませんが、人はウソをつき続けると、たまに真実を言っても誰も信用しないという戒めが込められています。

やるのか、やらないのか、ハッキリしないと鳩山民主党政権は、オオカミ少年と同じ運命をたどることになるでしょう。

私たち国民はウソをつかれる住民ではなく、羊であることを忘れてはなりません。

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