憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
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フジサンケイグループ主催による「国民の自衛官特別版 自衛隊への感謝メッセージ」に全国から140通のメッセージが寄せられ、12日に東京都新宿内のホテルで一川に手渡されました。
応募者を代表して宮城県気仙沼市の佐藤亜紀ちゃんがメッセージを読み上げ、一川に手作りのメダルを手渡しました。
フジサンケイグループたるものが、「自衛隊への感謝メッセージ」で何故、国会議員である一川を呼んだのか大きな疑問です。亜紀ちゃんは国会議員に感謝しているのではなく、震災で活躍した多くの自衛隊員すべてに感謝しているのです。何故、素人を自負する議員を引っ張り出したのか、それを何故許したのか。フジサンケイグループの常識はあるのか???
F-35ライトニングⅡを欲しがる航空自衛隊ですが、「勇猛果敢 支離滅裂」といわれるだけあって、今回の選定は「当然の結果」であったともいえます。
F-22ラプターにふられたからと、同じステルス性を持つF-35ライトニングⅡを要求したのはバレバレですが、ロッキード・・マーティン社のキャッチコピーである「航空支配戦闘機」から「多用途戦闘機」を求めた理由は全く開示されていません。
我々は推測する以外に方法はありませんが、実のところ推測する材料はありませんし、航空自衛隊の要求をどれほど慮ったとしても検討もつきません。
ライトニングⅡは開発は更に遅れ、〝まともな〟感覚を持っていれば選定作業の見直しは当然です。米統合参謀本部副議長らを長とする国防調達委員会が、ライトニングⅡの遅れをどうするのか見極めないまま、航空自衛隊はライトニングⅡを要求したことは無謀であり無策であり無能のそしりを免れません。
国防調達委員会は来年1月の会議で、ライトニングⅡの開発を延期を決めるかどうかといわれ、航空自衛隊はそれを無視して要求し、日本政府は実態をどう判断し選定の結論を出そうとしているのか注目されます。
それだけではありません。
不安定要素を抱えたまま、計画の遅れだけでなく、価格が高騰するようなことになれば、F-2のような失態を繰り返すことすらあり得るのです。
それでもなお、ライトニングⅡを欲しがるのであれば、日本政府は延期するか、ライトニングⅡを取得するとの大前提から、防空作戦の空白を埋めるための措置が必要となります。
現場では、そんな余裕などないはずです。
若手のF-4パイロットはF-4に乗れず、ベテランパイロットも乗れない状況下にあるといわれています。ライトニングⅡ固執することは、国防の空白を生むだけでなく、財政的にも大きな負担を強いることになるのです。
安全神話を信奉する人間ではないので、新規導入に否定論を論ずる気は毛頭ありませんが、国防に穴を開け在負担を強いることは断じて許せるものではありません。
航空自衛隊は、①性能②経費③国内企業の参加形態④納入後の支援態勢で候補機を採点してライトニングⅡを選定したとしていますが、ステルスだけの一転に絞り選定した事実があることは否定できません。
ステルス欲しさに選定を遅らせ防空態勢に穴を開け、ここに到ってもなおステルスにこだわり問題を拡大させている航空自衛隊は、この責任をどう取るつもりなのでしょうか。
かつて威勢のいい話をして救世主ぶったバカな航空自衛隊の高級幹部がいましたが、そうした人間を出してしまう慢性的な体質がある以上、新規取得よりも体質改善のほうが先のように思えます。
陸上自衛隊、海上自衛隊に新しい風が吹きはじめているのは以前にお話しました。
しかし、航空自衛隊は前時代的な姿を維持したまま、それすら気がついていない状態です。
応募者を代表して宮城県気仙沼市の佐藤亜紀ちゃんがメッセージを読み上げ、一川に手作りのメダルを手渡しました。
フジサンケイグループたるものが、「自衛隊への感謝メッセージ」で何故、国会議員である一川を呼んだのか大きな疑問です。亜紀ちゃんは国会議員に感謝しているのではなく、震災で活躍した多くの自衛隊員すべてに感謝しているのです。何故、素人を自負する議員を引っ張り出したのか、それを何故許したのか。フジサンケイグループの常識はあるのか???
F-35ライトニングⅡを欲しがる航空自衛隊ですが、「勇猛果敢 支離滅裂」といわれるだけあって、今回の選定は「当然の結果」であったともいえます。
F-22ラプターにふられたからと、同じステルス性を持つF-35ライトニングⅡを要求したのはバレバレですが、ロッキード・・マーティン社のキャッチコピーである「航空支配戦闘機」から「多用途戦闘機」を求めた理由は全く開示されていません。
我々は推測する以外に方法はありませんが、実のところ推測する材料はありませんし、航空自衛隊の要求をどれほど慮ったとしても検討もつきません。
ライトニングⅡは開発は更に遅れ、〝まともな〟感覚を持っていれば選定作業の見直しは当然です。米統合参謀本部副議長らを長とする国防調達委員会が、ライトニングⅡの遅れをどうするのか見極めないまま、航空自衛隊はライトニングⅡを要求したことは無謀であり無策であり無能のそしりを免れません。
国防調達委員会は来年1月の会議で、ライトニングⅡの開発を延期を決めるかどうかといわれ、航空自衛隊はそれを無視して要求し、日本政府は実態をどう判断し選定の結論を出そうとしているのか注目されます。
それだけではありません。
不安定要素を抱えたまま、計画の遅れだけでなく、価格が高騰するようなことになれば、F-2のような失態を繰り返すことすらあり得るのです。
それでもなお、ライトニングⅡを欲しがるのであれば、日本政府は延期するか、ライトニングⅡを取得するとの大前提から、防空作戦の空白を埋めるための措置が必要となります。
現場では、そんな余裕などないはずです。
若手のF-4パイロットはF-4に乗れず、ベテランパイロットも乗れない状況下にあるといわれています。ライトニングⅡ固執することは、国防の空白を生むだけでなく、財政的にも大きな負担を強いることになるのです。
安全神話を信奉する人間ではないので、新規導入に否定論を論ずる気は毛頭ありませんが、国防に穴を開け在負担を強いることは断じて許せるものではありません。
航空自衛隊は、①性能②経費③国内企業の参加形態④納入後の支援態勢で候補機を採点してライトニングⅡを選定したとしていますが、ステルスだけの一転に絞り選定した事実があることは否定できません。
ステルス欲しさに選定を遅らせ防空態勢に穴を開け、ここに到ってもなおステルスにこだわり問題を拡大させている航空自衛隊は、この責任をどう取るつもりなのでしょうか。
かつて威勢のいい話をして救世主ぶったバカな航空自衛隊の高級幹部がいましたが、そうした人間を出してしまう慢性的な体質がある以上、新規取得よりも体質改善のほうが先のように思えます。
陸上自衛隊、海上自衛隊に新しい風が吹きはじめているのは以前にお話しました。
しかし、航空自衛隊は前時代的な姿を維持したまま、それすら気がついていない状態です。
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