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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :05/05/23:31

03270800 あなた方は本当に平和を希求しているのか?

国防とは、外敵が行う侵略への対抗手段として、主に軍事手段を行使するための国家活動です。主権国家には自衛権が認められており、国防のために軍事力を造成監理し、侵略を受けた場合は武力をもってこれを排除することは国際法的にも認められた権利であり、なおかつ国家が国民の生命と財産を保全するためにも必要不可欠なものです。

国防は国家の専権事項であり、地域主権などというものが入り込む余地はありません。地域主権と国防が天秤に掛けられ、地域主権が罷り通るようなことになれば、それは国を亡ぼしかねない事態を迎えることになり兼ねません。




沖縄県与那国島(与那国町)に陸上自衛隊を配備する計画でしたが、防衛省が与那国町と交渉した際、町は土地の売却ではなく賃貸を主張し、自衛隊の配備に「迷惑料」まで上乗せしてきたそうです。

島での反対を唱える町民の主な主張は以下の通りです。

「宮古のレーダーでこれまで問題なかったのにどうして今、与那国なのか」

「自衛隊を与那国に誘致した場合、有事の際は住民が戦闘に巻き込まれる」

「誘致することで島が分断される」

日本ではないどこかの島に自衛隊を配備する反対派の主張のように聞こえるのは私だけでしょうか?

平和主義・米軍基地撤廃・死刑廃止を唱えるリベラル左派の『沖縄タイムス』では、「自衛隊が駐屯することになれば、中国だけでなく台湾にも無用な警戒心を与えることになるのではないか。(略)一定数の自衛隊と家族が駐屯すれば選挙など町政の重要事案のキャスチングボートを握りかねない。自衛隊の意向が反映される島になる恐れがあることを指摘したい」と宗教的平和主義の主張がなされています。

在日米軍の存在は私も懐疑的立場です。主権国家として外国軍の駐留は同盟国といえどもあり得ないことであり、同盟国軍の駐留は戦時・準戦時体制下にあるというならいざ知らず、現在の情勢では米軍基地の存在は、日本の国防への怠慢が招いたツケだと私は感じています。

同じリベラル左派の琉球新報は、「拙速に物事を進めると将来に禍根を残すという謙虚な思慮が見当たらない。まして、駐屯の是非を民意に委ねようという姿勢はみじんもない。むしろ、造ってしまえばもう撤去はできまいという計算すら見え隠れする」という悪意に満ちた記事を掲載していました。

仮に民意を優先させた場合、緊張の高まる尖閣諸島での日中の衝突となった場合、尖閣諸島を取巻くように点在する島々は、国として「守る」必要は無いということなのでしょうか?

大袈裟かも知れませんが、それならば「独立国家」として自立すべきではないでしょうか?

今は「平和を希求する沖縄」といったイメージが定着していますが、かつては本土復帰し沖縄に自衛隊が駐屯することになったわけですが、様々な平和に名を借りた自衛隊員たちの人権を侵害する行為が沖縄で行われていました。

那覇市の自衛隊員の住民登録拒否。

日本国憲法第14条を知らないかのような行為です。
※すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

住民登録ができなければ、その子弟は学校に転校・入学ができません。

成人式では拒否ではなく、平和団体と自称する人たちが面通しして、自衛隊員だと知れるとつまみ出すようなことまで行われました。

現在の「愛国無罪」の某国のよな有様が、平和・護憲を掲げる地で行われていたのです。

ですから、私は在日米軍基地の存在に懐疑的ではあっても、彼の地で行われた人権蹂躙行為を隠蔽したメディア、政府を信用していませんし、彼の地で活動する平和団体という組織も全く信用していません。

それでも地域主権は本当に必要なのでしょうか?

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