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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :04/26/19:20

04250800 靖国参拝の是非

靖国神社春季例大祭で国会議員168名が参拝し、これにお決まりの中韓の反発を呼んでいます。

奥羽越列藩同盟軍として戦い戦死した先祖を持つ身としては、靖国神社という存在はまったく意味のなさないものです。




政治家がどこに参拝しようが、それを他国にとやかく言われることではありません。

しかし、靖国神社という閉鎖的かつ独占的な宗教法人に国会議員が雁首そろえて参拝するというのは尋常なものではありません。

私は歴史認識よりも「政教分離」上問題であり、戦死者・戦没者の慰霊だとするのであれば、靖国神社だけに限定した〝慰霊〟とはあまりにも偏狭なものです。

小泉純一郎は、靖国参拝は「戦死者に敬意を表すため」と言いました。

戦死者・戦没者に敬意を表すのであれば、政府主催の全国戦没者追悼式があります。

千鳥が淵戦没者墓苑では5月に厚労省主宰の拝礼式、秋には(財)千鳥が淵戦没者墓苑奉仕会主催の慰霊祭が行われていますが、それに国会議員が拝礼したというニュースは聞いたことがありません。

広島・長崎の原爆の日に首相は参加しても国会議員の何人が参加しているのでしょう?

死者10万人以上を出した無差別絨毯爆撃の東京大空襲の慰霊祭など、関東大震災犠牲者と合同で慰霊祭が行われているという有様です。

関東大震災という天災による犠牲者と、誤った見識から戦争を招き人災で犠牲になった東京大空襲の犠牲者を合同で慰霊するなど、犠牲者を冒涜する以外の何物でもありません。

左派の言う、「国のために戦って死ねば神様になれる」という言葉はあながち嘘ではないようです。

中韓が反発すのはわかりきったことで、北朝鮮が挑発を繰り返している最中、靖国神社を参拝したのは国民の生命・財産を護るのを職務とする国会議員がやるべきことなのでしょうか?

敢えて言えば、この参拝は日韓・日中関係に大きく影響するだけに、北朝鮮に利があるだけで、参拝した国会議員は北朝鮮から¥でも貰っているのではないでしょうか?

様々な問題を置き去りにして、靖国神社だけに執着するのは奇怪なものです。

でも、防衛省に地対空ミサイルを配備しているというのに、議員が雁首そろえて参拝するとは、報道されているほど北朝鮮情勢は緊迫していないということなのでしょう。

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