忍者ブログ

憂い next ver.

新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

05020657 [PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • :05/02/06:57

05090800 真の失言大王!

猪瀬知事の失言が世界中の物笑いの種になっていますが、かつてのボスである石原慎太郎氏も失言の帝王だったことは忘れられています。

東日本大震災後、蓮舫・節電啓発担当相との会談後「震災への日本国民の対応をどう評価するか」という記者の質問に対して,「これはやっぱり天罰だと思う」と発言。

能登半島地震では「震度6の地震がきた。ああいう田舎ならいいんです」。

探すとまだまだ出てきます。





脳梗塞で入院し退院直後、朝日新聞のインタビューに「僕は橋下君を首相にしたい」「彼は革命家になれる」と発言し、猪瀬知事の親分の面目躍如です。

右思想に踊る浅薄な一部の方からは支持を得ていますが、実は彼はただのポピュリストでしかなく、自分の確固とした信念を持たない人間です。

その証拠が落ち目の三度笠の橋下を持ち上げている点です。

これまでは支持を得るなら何でもやって来た石原慎太郎でしたが、ここに来てその冴えがなくなり橋下を持ち上げてしまったのでしょう。

こんな事を書くと石原シンパからお叱りを受けることでしょう。

石原は世俗におもねらず、戦後社会に異議を唱え、自分の主張を貫いてきた硬骨漢と認識されているでしょうから当然でしょう。

しかし、これまでの発言を調べてみるとカメレオンのようです。

1999年の毎日新聞のインタビューには「君が代って歌は嫌いなんだ」、1959年の『文藝春秋』には「それ(天皇制)は笑止だ。全く無意味だ」「天皇が国家の象徴などという言い分は、もう半世紀すれば、彼が現人神だという言い分と同じほど笑止で理の通らぬ戯言だということになる。と言うより問題にもされなくなる、と僕は信じる」。

どうでしょうか、これが今の石原慎太郎と結びつくとは思えない発言をしていました。

ポピュリストといえば橋下も同じです。そういえば、ポピュリストの権化、石原慎太郎の評価する小泉純一郎もポピュリストです。

笑ってしまいましたが、1975年の都知事選に出馬し「美濃部さんのように前頭葉の退化した60、70の老人に政治を任せる時代は終わったんじゃないですか」と言っていましたが、齢80歳を迎えられた石原センセはまだ政治に関わるおつもりのようですから恐ろしい限りです。

猪瀬知事の親分ですから、このような発言など屁の河童でしょう。

石原慎太郎の発言は恐ろしいですが、それを忘れたり目を向けず支持する人たちがいることはもっと恐ろしいことです。

拍手[2回]

PR

+コメントの投稿+

+NAME+
+TITLE+
+FONT+
+MAIL+
+URL+
+COMMENT+
+PASS+
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

+TRACK BACK+

+TRACKBACK URL+