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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :04/19/00:38

08261856 狂気

歴史に汚点として名を遺したアドルフ・ヒトラーですが、実は彼はいたってノーマルな人間であり、ある面では常人以上の能力を持っていたとされています。

これは米国が1945年の時点で入手していた極秘の報告書でも、何ら異常なところはないとされています。

ヒトラーが狂人であるかのような印象を持たれるのは、フロイトが迫害を受け戦後になって「狂人」としていたのと、ヒトラーの側近の一人が「脳梅毒」だったとデマを流したのが、後年もこの説だけで片付けてしまっていたためです。






 Lebensborn(生命の泉)をご存知でしょうか。

 ホロコーストの実行者であり、SS長官、ドイツ警察長官でもあったヒムラーが、1935年に未婚の母子のために、生命の泉協会を創設しました。

 設立当初は、第一次世界大戦の影響でドイツの出生率が著しく低下し、世界恐慌などで堕胎が頻繁に行われていたことに対するナチス福祉局の、母子援助制度でした。

 しかし、やがて生命の泉は保護施設から、アーリア人種(「金髪」「碧眼」「長身」)の増加と純潔性を確保するための人種操作が計画されました。

 人の手を加え、民族を増減させるのは人間がもっとも忌むべき行為です。

 こうした考えは、「民族浄化」にも繋がるもので、大量虐殺、強制移住など様々な暴力的に手段に変わります。

 日本の報道関係ではなぜか低調な扱いですが、タイの代理出産事件ですが、私は新聞やテレビのようにやり過ごしていい問題だとは思いません。

 捏造された性奴隷疑惑どころではない、日本人の生命倫理が問われるものであり、看過してはならない問題と認識しています。

 8月5日、タイの首都バンコクの高級コンドミニアムにタイ国家警察が踏み込んだことから事件が明らかになりました。

 この部屋には生後1ヶ月から2歳までの9んいんの乳幼児、妊娠7ヶ月の妊婦、8人のベビーシッター、27歳の日本人女性がいました。

 警察は乳幼児を保護し、事実関係の把握に動き出しました。

 私はニュースを目にしたとき、〝日本人も人身売買を大々的に手を出しか〟などと考えていましたが、その後、子供の数は増え、子供すべてが、このコンドミニアムの持ち主である日本人男性の子供だと伝えられ、ナチスの「生命の泉協会」が浮かびましたが、考えてみればナチスの「生命の泉協会」など可愛いものです。

 一人の人間の遺伝子を持った子供を増やすなど、そんなことはSFに出てくる狂った学者か、狂った独裁者くらいのもので、この男性の行為は完全に狂っているとしか言えない事実に気がつきました。

 現在、当局が把握しているこの男性の子供は16人。

 これだけでも猟奇的ですが、代理母のコーディネートをする会社のスタッフには、「将来的には100~1,000人をもうける計画だ」と話したというのですから、完全に狂っているとしか言えません。

 ヒムラー以上の狂人であり、人類の敵です。

 でも、日本人にとって自分に火の粉が降りかからなければどうでもいいことですから、興味を持たれる方は少ないでしょう。

 しかし、ちょっと調べると人格障害(現在は〝パーソナリティ障害〟)の症状に一致します。

 自分の遺伝子を持った子供を作るとは、この男の頭の中には自分の帝国でも作り上げる計画でもあるかのようです。

 子供を家畜のように増やし、その道具だとばかりに女性の権利を踏みにじる行為は、人間としての適確性が問われる所業です。

 どこそのIT企業の創設者の息子かしりませんが、こんな悪魔を放し飼いにしていていいのでしょうか。

 日本人として、どう対処するか世界は注目しています。これは、捏造された性奴隷の話ではありません。事実なのです!

 狂ってるヤツに「狂ってる」と言えない私たちが狂っているのではないでしょうか。

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