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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :11/25/02:26

11190800 火薬庫を抱える日本

TPP交渉参加を表明し、今後の進捗状況が憂慮されますが、実は日本はそれどころではないはずなのですが、誰もそれについては言及していません。

悲観論者である私だけかもしれませんが…。






日本は西側に火薬庫を抱えた状態で、いつこの火薬庫が爆発しても不思議ではないのです。

独裁者が君臨するカルト国家北朝鮮、中華思想という差別主義を国家理念とする武力行使をいとわない中国、全てにしたたかなロシアという国々が西側に陣取り、油断できない日々が続いています。

切迫した問題は北朝鮮です。

北朝鮮は事実上破綻しているにもかかわらず、ロシア・中国の支援で延命を図っています。

金正日は窮状を乗り切るためにロシアに接近しています。

この成果は、北朝鮮に対するロシアの債務を帳消しにするような動きが出ています。

ロシアはこれまで借款だけでなくエネルギー、重工業製品、食料品などを供給を続け、これまた一切の返済は行われていないといわれています。

北朝鮮にはロシアへの見返りとなる資源も工業製品などもなく、帳消しにするには何のメリットもないはずなのですが、そこはしたたかなロシア、何かあると調べてみると、ロシア政府は債務を帳消しにした実績がありました。

モンゴルとベトナムの借款を帳消しにし、影響力を残すということをしています。

そして、北朝鮮にはロシアとの間にガスパイプライン敷設の計画があるというのです。

パイプラインは韓国まで伸び、ロシアは韓国を巻き込んだロシアに依存した関係を作り上げようとしているようです。

ロシアのガスパイプラインの元栓はロシアにあり、これにより朝鮮半島でのロシアの発言力・影響力は非常に高まります。

こうした動きを日本は利用して拉致問題解決を図るなど、対中国牽制に利用しない手はないのです。

武力行使に何ら迷わない狂犬病のような国家を押さえ込むためにも、柔軟であり狡猾な外交を展開していかないと、私たちの国の未来は無くなります。

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