憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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04302028 | [PR] |
06210800 | 平和ボケが何もできない政治家を作り上げた |
東日本大震災は日本にたくさんの課題を突きつけました。
私なりの考えでは、戦後日本が作り上げてきたものすべてが問われていると思います。
政治家は国民に迎合し、日本の原発政策を問題視しますが、根本問題である幹の部分(エネルギー政策)を論じることをせず、枝葉の問題(原発問題)を論じるという愚を犯しています。
いかんる政党も右へ倣え状態は嘆かわしい限りです。
政権政党の首相は、増税に狂奔し、税収をアップさせる方策を考えられなくなっています。
東日本大震災が突きつけた大きな課題の第一は、リーダーの資質が問われていることだと私は思います。
人間は危機的状況に陥ったとき、その本性を露わにします。
震災・原発事故後、批判が集中した菅直人前首相ですが、震災直後国会から官邸に戻る際に、テレビ局のカメラが向けられたとき、彼の目はうつろで泳いでいました。
こんな時こそ、高田延彦にように「出て来いやー!」くらいの気合で事に立ち向かってくれれば、能力の如何にかかわらず違った対処できたのではないでしょうか。
無能力の醜悪な姿をさらしたのは、菅直人前首相だけではありませんでした。
自らの危険を顧みず作業を続ける消防隊に、何の権限もない大臣が背後から「処罰するぞ」となじるだけの経産大臣、原発放水を命じた当人が、「総理大臣と私の考えを慮って、統合幕僚長が決心した」と責任逃れをした防衛大臣など、震災直後は無能な政治家と官僚の独壇場でした。
皆さんに説明しておきます。
自衛隊法
(幕僚長の職務)
第9条 統合幕僚長、陸上幕僚長、海上幕僚長又は航空幕僚長(以下「幕僚長」という。)は、防衛大臣の指揮監督を受け、それぞれ前条各号に掲げる隊務及び統合幕僚監部、陸上自衛隊、海上自衛隊又は航空自衛隊の隊員の服務を監督する。
2 幕僚長は、それぞれ前条各号に掲げる隊務に関し最高の専門的助言者として防衛大臣を補佐する。
3 幕僚長は、それぞれ、前条各号に掲げる隊務に関し、部隊等に対する防衛大臣の命令を執行する。
とあるように、統幕長は〝最高の専門的助言者として防衛大臣を補佐する〟〝部隊等に対する防衛大臣の命令を執行する〟のであって、指揮権は首相と防衛大臣にあるのです。
後の防衛大臣に「素人」を自負するバカ丸出しの議員が就きましたが、震災時の防衛大臣も素人であったといわざるを得ません。
政治家も官僚も、未曾有の危機を前に茫然自失し、周章狼狽状態であったのがうかがい知れます。
震災・原発事故で菅直人首相(民主党)のやったことは、内閣参与を意味もなく増やし、本部や会議を乱立させ、誰がどう指揮を執るのか、責任を取るのか曖昧なまま事の処理に当たりました。
災害派遣では、自衛隊(日本人)の特攻精神を表し、自衛隊に対する再評価(特に中国とロシア)につながりましたが、常識のある国家では考え付かないことをやってのけました。
兵力の半数投入、予備役召集の際、国家安全保障会議が開かれ最善策の検討が行われます。
なぜなら、国家的災害に軍隊の投入はいかなる国でも行われますが、軍隊は国防が第一義任務であって、国家的災害であったとしても兵力の半数を投入することは国家の安全保障上あり得ないことです。
それを思いつきだけでやってのけた菅直人前首相は、歴史に名を残すことでしょう。
阪神淡路大震災の対応で批判された村山富市首相でさえ、震災対応大臣を任命し、権限を大臣に集中させ、復興に必要な法律を発災から40日間で10本を成立させました。
民主党政権は…40日間で1本の法律も成立させていません。
なぜ、このような政治家が跋扈するようになったのか…。
戦争を否定し、戦争を否定するための方法として軍隊を否定し、そこから「平和」を希求するという宗教のようなイデオロギーを持つ人種が現れ、その急先鋒であったかつて左翼主義を気取った輩が政権政党であったからです。
こうした宗教のような思考は、一般家庭では通用しないことはわかりきっています。
泥棒よけだと、皆さんは各家庭を回ってカギをかけないようにしましょうと告げて回るのと一緒なのです。「皆さんの家庭がカギをかけなければ泥棒は入りません」と説得して、誰が賛同してくれますか?
平和ボケが宗教者のような政治家を生み、それに何ら疑問を持たなかった私たちは目を覚ます時が来ているのです。
私なりの考えでは、戦後日本が作り上げてきたものすべてが問われていると思います。
政治家は国民に迎合し、日本の原発政策を問題視しますが、根本問題である幹の部分(エネルギー政策)を論じることをせず、枝葉の問題(原発問題)を論じるという愚を犯しています。
いかんる政党も右へ倣え状態は嘆かわしい限りです。
政権政党の首相は、増税に狂奔し、税収をアップさせる方策を考えられなくなっています。
東日本大震災が突きつけた大きな課題の第一は、リーダーの資質が問われていることだと私は思います。
人間は危機的状況に陥ったとき、その本性を露わにします。
震災・原発事故後、批判が集中した菅直人前首相ですが、震災直後国会から官邸に戻る際に、テレビ局のカメラが向けられたとき、彼の目はうつろで泳いでいました。
こんな時こそ、高田延彦にように「出て来いやー!」くらいの気合で事に立ち向かってくれれば、能力の如何にかかわらず違った対処できたのではないでしょうか。
無能力の醜悪な姿をさらしたのは、菅直人前首相だけではありませんでした。
自らの危険を顧みず作業を続ける消防隊に、何の権限もない大臣が背後から「処罰するぞ」となじるだけの経産大臣、原発放水を命じた当人が、「総理大臣と私の考えを慮って、統合幕僚長が決心した」と責任逃れをした防衛大臣など、震災直後は無能な政治家と官僚の独壇場でした。
皆さんに説明しておきます。
自衛隊法
(幕僚長の職務)
第9条 統合幕僚長、陸上幕僚長、海上幕僚長又は航空幕僚長(以下「幕僚長」という。)は、防衛大臣の指揮監督を受け、それぞれ前条各号に掲げる隊務及び統合幕僚監部、陸上自衛隊、海上自衛隊又は航空自衛隊の隊員の服務を監督する。
2 幕僚長は、それぞれ前条各号に掲げる隊務に関し最高の専門的助言者として防衛大臣を補佐する。
3 幕僚長は、それぞれ、前条各号に掲げる隊務に関し、部隊等に対する防衛大臣の命令を執行する。
とあるように、統幕長は〝最高の専門的助言者として防衛大臣を補佐する〟〝部隊等に対する防衛大臣の命令を執行する〟のであって、指揮権は首相と防衛大臣にあるのです。
後の防衛大臣に「素人」を自負するバカ丸出しの議員が就きましたが、震災時の防衛大臣も素人であったといわざるを得ません。
政治家も官僚も、未曾有の危機を前に茫然自失し、周章狼狽状態であったのがうかがい知れます。
震災・原発事故で菅直人首相(民主党)のやったことは、内閣参与を意味もなく増やし、本部や会議を乱立させ、誰がどう指揮を執るのか、責任を取るのか曖昧なまま事の処理に当たりました。
災害派遣では、自衛隊(日本人)の特攻精神を表し、自衛隊に対する再評価(特に中国とロシア)につながりましたが、常識のある国家では考え付かないことをやってのけました。
兵力の半数投入、予備役召集の際、国家安全保障会議が開かれ最善策の検討が行われます。
なぜなら、国家的災害に軍隊の投入はいかなる国でも行われますが、軍隊は国防が第一義任務であって、国家的災害であったとしても兵力の半数を投入することは国家の安全保障上あり得ないことです。
それを思いつきだけでやってのけた菅直人前首相は、歴史に名を残すことでしょう。
阪神淡路大震災の対応で批判された村山富市首相でさえ、震災対応大臣を任命し、権限を大臣に集中させ、復興に必要な法律を発災から40日間で10本を成立させました。
民主党政権は…40日間で1本の法律も成立させていません。
なぜ、このような政治家が跋扈するようになったのか…。
戦争を否定し、戦争を否定するための方法として軍隊を否定し、そこから「平和」を希求するという宗教のようなイデオロギーを持つ人種が現れ、その急先鋒であったかつて左翼主義を気取った輩が政権政党であったからです。
こうした宗教のような思考は、一般家庭では通用しないことはわかりきっています。
泥棒よけだと、皆さんは各家庭を回ってカギをかけないようにしましょうと告げて回るのと一緒なのです。「皆さんの家庭がカギをかけなければ泥棒は入りません」と説得して、誰が賛同してくれますか?
平和ボケが宗教者のような政治家を生み、それに何ら疑問を持たなかった私たちは目を覚ます時が来ているのです。
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