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憂い next ver.

新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :05/03/16:20

05050800 左から右に自由自在 ~信用できない人・コウモリ君~

世の中には甘党もいれば辛党もいます。中には両方好きな方もいます。セクシュアリティでも両方を好む方もいらっしゃいますが、それは個人の嗜好の問題で他人がとやかく言うものではありません。

しかし、世の中でリーダー・リーダー的存在の人間が、方向の定まらないことをしていいのかというと、これはまったくの別問題です。




猪瀬都知事がニューヨーク・タイムズの取材に本音を吐露してしまった問題ですが、日本国内ではさほど注目されていませんが、これは由々しき事態です。この発言は、イスラム教徒にケンカを売ったようなものです。

真のイスラム教徒であれば気にも留めないでしょうが、イスラム原理主義者にとっては格好の攻撃材料となるため、近い将来、都庁でボストンのような悲劇が訪れないことを願うだけです。

「アスリートにとっていちばんよい開催地はどこか。インフラや洗練された競技施設が完成していない、二つの国と比べてください」と猪瀬知事は、冒頭からIOCの五輪招致規範を無視。

「しかしイスラム諸国に共通するのはアラーだけで、あとはいつも喧嘩ばかりしている。それに彼らには階級制度がある」

今度はイスラム蔑視発言です。

「トルコは日本よりも平均年齢がはるかに若く、貧しいので子供がたくさん生まれる。日本は人口増加も止まり、高齢化が進んでいるが健康的で落ち着いた生活を送っている。トルコの国民も長生きしたいと思っているのは同じだろう。彼らは早死にしたくないのならば、日本と同様の文化を創造すべきだ」

猪瀬知事は完全に暴走!
世界屈指の親日国家批判を展開しました。

これらの発言は、実は猪瀬知事の政治家資格が問われるものなのです。

ご本人は「誰が味方か敵か、わかったのは収穫」とツイートしているようですが、これは猪瀬知事が自身の発言の問題を全く理解していない証拠です。

これらの発言が問題視された当初、猪瀬知事は「雑談だった」と主張していましたが、猪瀬知事の釈明の通り雑談だったとすれば彼の思想・信条が吐露されたもので政治家資格が無い証拠です。

まず、「アスリート…」発言は先述した通りIOC規範に抵触しています。

「しかしイスラム諸国…」発言は、イスラム蔑視であり、宗教批判であることは明白です。

発言や釈明から猪瀬知事の思想・信条から出た発言なのは明らかで、発言を撤回して謝罪して済むのはジャパン・スタンダードですが、国際社会で通用するものではありません。

そして、とどめは親日国トルコ批判と、猪瀬知事は3つの大罪を犯したのです。

イスラムにケンカを売って五輪を招致しようとは、さすが元新左翼闘士!

もう五輪招致は諦める時です。すべては猪瀬知事の責任です。

五輪招致から撤退を表明しイスラム教国、トルコに謝罪することです。そして、猪瀬知事は闘士らしく潔く知事の座から退くことを求めます。

都庁がボストンのようなことにならないことを望みます。

帝政期ローマの政治家であり歴史家であったタキトゥスは、「将軍の適正は判断と慎重なり」という言葉を遺していますが、将軍をリーダーとすると、猪瀬知事がいかにリーダーとして失格か明らかです。

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