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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :09/23/01:28

06190000 在日米軍=進駐軍

神奈川県の在日米陸軍キャンプ座間ゴルフ場から、相模原市の住宅街にゴルフボールが飛び出している問題で、市長から防衛大臣に防止策を講じるよう要請がありました。





在日米軍駐留経費負担、いわゆる「思いやり予算」で、こうしたゴルフ場が運営されています。平成22年度で在日米軍の駐留に関する経費として3617億円。SACO関係経費169億円。米軍再編関係費909億円。

米軍基地に勤務する日本人の労務費、光熱水道費、訓練移転費なども含まれています。思いやり予算の開始から06年まで日本が支出した経費総額は3兆円、当然、「世界一気前のいい同盟国」とアメリカ国内では囁かれています。その反面、こうした予算が在日米軍に出ていることなど、駐留する米軍将兵には知られていません。

日本は先の大戦に敗れ、米軍が日本を解放したかのようなイメージを植えつけました。正確には「解放」ではなく「占領」だったのですが、占領は日米安保条約と裏書され現在も続いています。アメリカは解放者ではなく征服者なのです。

アメリカは、これまで世界各国で戦争を繰り返してきましたが、日本に対する支配と同じやり方はしていません。日本はアメリカに占領されたままなのです。日本の戦争は終わっていないと言ってもいいのではないでしょうか。

連合軍の作った「国連」を曲解し、未だに連合国を編成した国家が優先される組織を有難く押し頂いているのですから、愚かにも程があるというものです。

仮に日本がアメリカと対等になるのであれば、憲法を改正し自衛隊を国軍とし、米軍に依存しない軍事力を備えることから始めなければなりません。日米共同で太平洋方面だけでなく、インド洋方面まで共同行動できる状態にしなければ、アメリカは納得して対等とは認めてはくれないでしょう。

それまで、沖縄県民だけに負担を強いるのではなく、日本国民がそろって負担しなければなりません。

依存という安直、無策な政策を60年以上も続けたのですから、簡単に抜け出すことはできません。日本の「戦争」を終わらせるためにも、私たち日本人は米軍との関係を再構築しなければならないのです。

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