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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :05/19/02:49

09210800 中国・韓国の「反日」は改善は望めない

私は両国に「中華思想」の存在があると考えます。

そもそも〝中国〟とは、「地理的中心部」を意味しています。こした言葉は、日本でも日本書紀の中に「葦原中国」(あしはらのなかつくに)という名称が出てくるように中心地であるイメージ付けを図る美称です。

「地理的中心部」という意味がやがて、中華思想に基づく「文化的優位性を持った世界の中心」という意味が加わり、中国の歴代王朝により民族のアイデンティティとなっていきます。





こうした宗教の「選民思想」のような考えは、四夷(4つの夷=4つの異民族)という差別感情を生み出しました。

東夷(とうい):好戦的蛮族
北狄(ほくてき):北方の遊牧民
西戎(せいじゅう):西方の遊牧民
南蛮(なんばん):南方の帰順しない異民族

このような発想が、中華と非中華・夷狄とは平等な関係は存在せず、朝貢と呼ばれる従属関係を生み出します。

興味深いのは、中国を除く周辺各国が当時でも民族独自の文化を築いており、中華文明との間の優劣からこうした発想が生まれたものではないという事実があります。

この発想は、「事実」ではなく中華側からの価値観で見たものでしかなく、宗教の選民思想と同質であると解釈されます。

選民思想は人々を目的達成へと駆り立てるもので、自分が重要な存在であると認識させる感覚です。

現在の中国の反日デモが見えてきませんか?

中国・韓国の反日行動は、教育や為政者が意図的に行った面は否めませんが、その潜在意識下にある遺伝的思想なのではないでしょうか。

近年、かつての戦争が「侵略」か「自衛」かの論争がありますが、私はこの論争の「侵略」と解釈する人の中に、この選民思想である「中華思想」に影響されているように考えます。

個人的にはかつての戦争を「侵略」か「自衛」かを論ずるには、朝鮮半島・中国大陸と東南アジア方面を分離して考えなければなりません。

なぜなら、朝鮮半島・中国大陸は中華思想国家であったのと、植民地であった国家がほとんどであった東南アジアを分けて見極めなければ「事実」は全く見えてはきません。

明治維新・日清戦争から朝鮮半島・中国大陸と関わりを持つようになる日本ですが、朝鮮半島は植民地支配ではなく合邦であり、中国大陸では第一次世界大戦、日清戦争、日露戦争で得た権益を守るための「自衛戦争」であったものが、中華政府の対外的宣伝により「侵略」に書き換えられたものだと私は解釈しています。

その事実として、昭和初期からの大陸での日本人惨殺事件の多さは、その証拠ではないでしょうか。

こうした事実に目を背け、言われるがままに「謝罪」してきたのは、日本人としての相手の善意を信じる愚かさであり、事なかれ主義を尊重する農耕国家の遺伝子が招いた悲劇です。

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