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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :04/26/18:16

10130800 どっちが悪か? 中国のしてきた事

「日本が釣魚島を盗み取った」「日本は歴史を歪曲している。13億の中国国民は怒っている。断固として戦う」

これは、国連総会で楊潔篪外交部長が日本を批判した言葉です。

日本を泥棒呼ばわりする中国共産党ですが、彼らは何を日本にしてきたのか彼らが歪曲する歴史を見てみましょう。





「南京事件」というと、日本軍が中華民国の首都であった南京市を占領した際に、中国軍の便衣兵(民間人に偽装した中国兵)、敗残兵、捕虜、一般市民などを虐殺したとされる「南京大虐殺」を思い浮かべますが、昭和2(1927)年3月に、蒋介石率いる国民革命軍第2・第6軍が南京を占領した際に事件が起きました。

昭和2年3月24日早朝、国民軍総司令官蒋介石が南京に入城しました。当初、無血入城でしたが、反帝国主義を叫ぶ軍人や民衆の一部が暴徒化し外国領事館や居留地を襲撃。在留外国人を暴行・略奪・破壊を行いました。

これにより、日本、イギリス、米国、イタリア、フランス、デンマークの人たちが犠牲になりました。

日本領事館では警備に当たっていた海軍陸戦隊が日本政府より反撃を禁じられており、館内の日本人は一方的に暴行や略奪を受けました。

正門の歩哨であった2等兵曹は銃剣で刺殺され、陸軍武官、領事館警察署長も銃剣で刺され負傷、領事夫人は陵辱されるという悲惨な事態となりました。繋留されていた宿泊用の船舶も襲撃され、警備担当の3等兵曹は射殺されました。

一般的には外国の干渉を誘い蒋介石政権を打倒する中国共産党の陰謀と見られており、さらにそのバックにはソビエト共産党がいると見られています。

この事件は、日本の対中政策を大きく変更されるきっかけとなります。

「泥棒」呼ばわりする中国共産党の先代は、こうした謀略を行っていたのですから、どちらが「悪」か私たちは歴史を学びなおすべきでしょう。

この事件で、アメリカ軍とイギリス軍の海軍艦艇が報復のための砲撃を行い、陸戦隊を上陸させ居留民保護に乗り出しました。砲撃は1時間にわたり行われ、撃ち込まれた砲弾は200発を超えていたといわれています。

日本は虐殺を誘発すると砲撃にも不参加で、警備強化のため翌25日陸戦隊を増派し領事館の避難民を軍艦に収容しました。

蒋介石は29日に暴行をはたらいた兵士の処罰、上海の治安の確保、排外主義を目的としないことなどを声明します。しかし、日英米仏伊5カ国の公使が関係指揮官・兵士の処罰、蒋介石による文書による謝罪、外国人の生命財産に対する保障、人的物的被害の賠償を要求しますが、外交部長はこれを拒絶します。

日本の対日政策を変えた事件ではありますが、この事件で日本は大きな失敗をしてしまいました。

海軍艦艇による砲撃に参加しなかった日本は、中国民衆から「日本の軍艦は弾が無い」「案山子」「張子の虎」と嘲笑の対象とされるようになってしまいます。

この消極策が、直後に漢口事件を起こすことになります。

これが、日本を泥棒呼ばわりする国がかつて日本にした「事実」なのです。

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