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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :04/30/22:41

08151953 関係改善は誰のため?

ミャンマーで日韓外相会談が行われ、関係改善の糸口すら見出せない状態です。

個人的には、相手に先に殴られて、それを糾弾したら「お前は昔は犯罪者だったから」とオレは無実だといわんばかりの国を相手に、関係の改善など無用なように思います。






 日韓関係が崩壊したのは、李明博前大統領が突然、2012年8月10日に竹島に上陸、8月14日には「痛惜の念などという単語ひとつを言いに来るのなら、訪韓の必要はない」、「(日王が)『痛惜の念』などという良く分からない単語を持ってくるだけなら、来る必要はない。韓国に来たいのであれば、独立運動家を回って跪いて謝るべきだ」と謝罪要求し日本人を呆れさせました。

 そもそも日韓関係を悪化させる原因を作ったのは、創作によるものからです。

 経歴のまったく不明な一日本人が、戦時中に済州島などでアフリカの奴隷狩りのように若い朝鮮人女性を「軍の命令」で拉致し、強制連行したと訴えるようになりました。

 しかし、この証言を韓国地元紙が取材し、事実ではないことが明らかになりました。

 その後、この拉致・強制連行が創作であったと歴史学者が本人から聞き、資料としてまったく無価値なものであることがわかりました。

 この証言は事実を無視され、やがて一人歩きを始めます。

 92年韓国政府による調査報告書、96年の国連人権委の報告、98年の同報告でも「証拠」として採用されました。06年には米下院が対日非難の証拠にもされました。

 この創作を真実であるかのようい脚色したのは、日本人弁護士です。あの福島瑞穂などが、慰安婦を原告に日本政府を相手に国家賠償を求める訴訟を起こしました。さらに、「私は慰安婦だった」と名乗る韓国人女性が現れました。

 そこに朝日新聞が「戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた」とスクープ記事が掲載され、騒ぎは瞬く間に広まりました。

 朝日新聞はさらに、慰安所が軍による関与を示す資料として、創作が真実であるかのようななりました。

 日韓関係が悪化したのは、この朝日新聞による創作が原因なのです。

 朝日新聞は記事を撤回しますが、謝罪は一切ありません。英文の朝日新聞のサイトには、検証記事はありません。

 左翼紙であり、私も現役時代には悩まされた朝日新聞ですが、自己の主張を正当化するために手段を選ばないのは〝病気〟です。

 日本が生真面目に韓国との関係改善を求めるのは、米国の求めによるのは明らかです。

 反日教に毒され、中国に走るという暴挙を米国は看過できないのは当然です。

 しかし、まともな相手なら説得も可能ですが、完全に洗脳されており説得など無駄です。

 日本が考えなければならないのは、韓国との関係改善が国益に適うのかどうか。これが第一です。

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