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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :05/19/11:00

07011446 犯罪を赦す国 ジャパーン!

「暴力団の身分を隠してゴルフ場を利用したとして詐欺の疑いで特定抗争指定暴力団会長逮捕」

「「超熟女」売春派遣で逮捕、3・2億円売り上げ」

ここのところ目に付いた逮捕報道です。

暴力団や売春を容認する気はありませんが、日本人は巨悪に立ち向かう気が無いのをつくづく実感します。

東電福島第一原発事故による福島県飯舘村・長泥地区住民の被曝不安に対する賠償を認めた原子力損害賠償紛争解決センターの和解方針に対し、東電は「(住民への)権利侵害があったと認めることは困難」として拒否しました。東電は、被曝と健康影響に関する科学的根拠が無いとする判断から、このような対応に出ました。

被曝による健康被害、すなわち「発ガン」についてですが、科学的根拠が無いのであれば、これまで事故対応で防護服はフィルムバッジなど不要という理屈になります。それだけではなく、東電の理屈に則れば被曝による健康被害は科学的根拠が無いという暴論です。

売春防止法、暴対法などの逮捕者はお披露目式のような逮捕の様子を報道されますが、どうしてこのような暴論を吐く巨悪に対しメディアは追及をしないのでしょうか。検察当局は、原発事故の業務上過失の可能性すら考えていないようです。

福島第一原発と同じ状況であった同第二原発は最悪の事態を回避したのですから、第一原発は明らかに対応のミスがあったのは明らかであり、原発事故は福島をズタズタに引き裂き、日本を存亡の危機の陥れ、世界に対し脅威となる事故を引き起こしたにもかかわらず、その責任は問われることはなく、暴論を平気で騙るという悪質な体質を放置することは赦されるものではありません。

検察も無能なら、メディアは寄らば大樹の陰とばかりに巨悪に立ち向かう気はなく、ハイエナのように血眼になって攻撃できるものを探し、攻撃できると踏んだ途端「吊るし上げる」という姿勢は、この国のいじめの肯定体質の根深さに繋がるものがあります。

政府、財界、メディアなどが一体となって犯罪行為を隠蔽している国、巨悪は免責され、小さな犯罪は処罰されるという歪んだ国それが日本なのです。



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