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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :05/04/04:59

07251248 「あの日から、パパは帰ってこなかった」

2/480、0.41%、3/242、1.23%。これが何の数字かわかりますか?

社会民主党(以下、社民党)の衆院議席数、参院議席数です。

レッドデータブック(絶滅の恐れのある野生生物について記載されたデータブック)に政党のカテゴリーがあれば、間違いなく絶滅危惧種として記載される政党です。






 社民党が集団的自衛権反対のポスターを制作し話題になっています。

 私も流行り物好きですから、もちろん確認しました。腹が立ってきました。そして、報道で伝えられるポスターに対し賛成する反応にも呆れ果てました。

 ポスターを制作した社民党のコメントが傑作です。この人たち、自分達がレッドデータブックに記載されているなんて、実感すら抱いていないのでしょう。〝バカかおまえら〟それが第一印象です。

 村山連立政権では自衛隊を「合憲」にしたかと思えば、2006年で「違憲状態」と路線変更。つまり、社民党はアンチ自衛隊のはずですが、愛知県江南市議「山としひろ」と東京豊島区議「石川大我」が中心となって制作されたそうですが、「集団的自衛権は今問題になっているが、具体的なイメージがわかない人も多い。具体的に、自衛隊の方が亡くなることもあり得るとイメージできるコピーにした」と、いつの間にやら自衛隊合憲のような発言をしています。

 こんな迷走状態で支持を得ようとは、有権者をバカにしているとしか言えません。

 それに、これまで自衛隊では公務中に死亡した隊員が少なくはなく、「あの日から、パパは帰ってこなかった」と悲嘆する子供達は数多くいるのです。そうした子供達に、どう説明するのでしょうか。

 公務中に亡くなられたのは、自衛隊員だけでなく警察官や消防官、海保保安官など数多いらっしゃいます。そうした方、ご遺族を無視している。バカにしているとしか言えません。

 江南市議の山は、「今回のポスターは刺激的と思われるかもしれません。しかし、アンリアルな集団的自衛権の議論によって、リアルな戦場に直面させられるのは、自衛隊であり国民です。命に関る問題です。人が殺されるのも殺すこともない日本でありたい-平和国家の道を完全に逸脱する政権の動きにNOを突き付けましょう」とコメントしています。

 集団的自衛権だけでなく、国を守るために自衛隊員が命懸けの場面に直面することになります。災害派遣でも同じです。それを無視するのでしょうか。

 自分の主張が正当だと他者の主張を無視し、どんな手を使っても主張し続けるのは、嫌韓・嫌中が広がる韓中の政治と同じです。

 確認はしていませんが、報道であったコメントが日本人の無責任さを適確に表現しているものがありました。

 「パパだけじゃなく、我が子とか、兄弟とか、恋人とか。自衛隊だけで足りなくなって、徴兵制になったらと思うと、これは非常にありえる」

 自分・自分の家族や友人、知人が巻き込まれなければ何があってもいいという発想です。

 大変恐ろしい考えです。

 自衛隊員だけがどうなろうと知ったことではないという発想です。

 これこそ、あの国とあの国の人たちと同じで、気がついたときには取り返しのつかない泥沼にはまり込んでいることになります。

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