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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :03/15/10:09

01150800 島嶼防衛とはどこを指すか

陸自第1空挺団の訓練降下始めが12日、陸自習志野演習場で行われました。

第1空挺団は陸自精鋭部隊の一つであり、これまで災害派遣等でも、もっとも苛酷な現場を担当し、見事に任務を遂行してきた部隊の一つです。

各メディアでは、「離島奪還」を想定した訓練を公開したとしていますが、この〝離島〟とはいったいどこなのか防衛省/自衛隊は明らかにしていませんし、メディアや軍事オタク界では、尖閣諸島だと決めてかかっています。

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01110800 劇的ビフォーアフター

漫才でボケ役とツッコミ役と二人で演じるものがあります。ボケ役は間違いや勘違いを織り込んで笑いを誘い、ツッコミ役は素早くこれを指摘して、笑うところを観客に示すという役割分けがあります。

自衛隊のボケた武器についてお話しましたので、私はツッコミ役に徹して今回もまたツッコミ役になってみようと思います。

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01090800 ゼロ戦の亡霊





上からC-17グローブマスターⅡ、C-130ハーキュリーズ、A400M、XC-2と現用の輸送機を並べてみました。違いがわかりますか?

ゼロ戦について批判的なことを書きましたが、ただいま「軍事を学ぼう!」と新しいブログを立ち上げるべく準備中で、初回はゼロ戦についてお話しています。準備が出来次第、お知らせしますのでちょっと専門的なお話をしていこうと思っています。

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01070800 日本は空母よりも潜水艦をもっと造れ!

一部では海自に空母待望論があります。

でも、現実的には海自が空母を保有しているとの誤解をしている方も少なくない現実もあります。とある軍事アナリストが、某新聞社の記者から海自に空母があるかのような話をされて面食らったと聞き及んでいます。

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01052000 ムンクを卒業しロダンとなれ!

自己主張が強く短気、毒舌、高飛車、威圧感とくれば「剛田武(ジャイアン)」が中国ならば、カネに弱く欲望に溺れやすい正確で、口車に簡単に乗り裏切るとくれば「ねずみ男」が浮かびます。この「ねずみ男」が国がお隣なのですから、私たちは最悪です。

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01032000 パックス・シニカ

ラテン語で中国の覇権により維持された北東アジア地域の平和状態を意味しています。パックス・シニカ実現のため、中国は政治・経済・軍事・文化による中華文明による支配を意味しています。

尖閣諸島では中国が手ぐすね引いて待っています。中国の領空であるかのようなADIZの設定は挑発行為を増やし、日本政府が対応を誤り、挑発発動に乗るチャンスを狙っています。仮に日本政府が挑発活動に乗れば、中国は電撃的に尖閣諸島を占領し、既成事実化するのは目に見えています。

私見ですが、安倍首相の靖国参拝には失望しましたが、米国により靖国参拝を自重するよう警告が出されていたのは、米国が中国寄りという背景もありますが、米国が掴んでいる何らかの〝情報〟により、靖国参拝による中国の対日オプションを察知していたからではないでしょうか。

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01010000 謹賀新年

2014年を迎えました。

様々な場所で様々な状況で新年を迎えられ、たやすく「おめでとう」とは言えないと思います。ですから、今年はご挨拶は割愛させていただきます。

事実、暢気に〝あけおめ〟と言っていられる気分にはなれません。

日本を取巻く情勢、米国の動き、高速右旋回に入った安倍首相など懸念される事が山積しています。戦闘機が高速旋回するとGの影響で意識喪失も考えられ、極力避けなければならないものです。

私たちは、これまで以上に政治に注目しなければなりません。そうしないと、取り返しのつかない結末を迎えることは言うまでもありません。それが、2014年の課題です。

良い年になるよう私たちの努力が試されることになりそうです。

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12311200 年末の大騒動

『計算されたリスクを取れ。それは軽率な猪突猛進とはまったく違うのだ』

『1パイントの汗が、1ガロンの流血を防ぐ。「急く」とは、きちんと偵察をせず、援護火器を準備せず、すべての要因を活用していないことを言う。こんな戦闘計画は戦闘開始までは早いが、片をつけるまで結局長くかかる』

これは、私が敬愛するジョージ・S・パットン将軍の遺した言葉です。

知るはずも無いでしょうが、安倍首相にご教示したいです。

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12290800 元自衛官流対中国脅威の見方

中国残留日本人問題は、当時の日本の国家方針であった棄民が実行され生まれた悲劇です。

戦争末期、中国大陸・朝鮮半島に殺到したソ連軍を前に中国に駐屯していた日本軍は撤退し、残された邦人たちは必死で帰国すべく努力しました。

私の知人に、残留日本人二世がいます。彼と中国の話をすると面白いことが聞けます。日本人と中国人の思考が半分ずつであり、そうした視点で日中関係を眺めているので、私には新鮮なものを感じます。

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12270800 集団的自衛権の一考察

歴史を紐解くと興味深いことがあります。

第4次中東戦争で劣勢に追い込まれたイスラエルは、秘かに開発していた核兵器の使用が検討され、使用される直前だったものが、当時のイスラエル首相ゴルダ・メイアの尽力で回避されたと一般には紹介されています。

しかし、これはあくまでも表向きの話でしかありません。

詳述は別の機会にしますが、緒戦で奇襲されたイスラエル軍は、地対地弾道ミサイルに核弾頭を搭載し実戦使用の準備が進めらましたが、この事実を掴んだ米国大統領ニクソンは、情報を確認しブレジネフソ連共産党書記長に電話で事態を告げ、ニクソンはソ連に核弾頭をエジプトに提供することを進言しました。

ニクソンはソ連がエジプトに対し核弾頭を提供することにより、イスラエルとエジプトの核戦争として米ソが介入しなくともよい形に持ち込もうとしたのです。

とかく日本人は条約や同盟を信じたがりますが、それらの根本には自国の国益が最重要視されており、ニクソン大統領の決断を否定はできません。つまり、私たち日本人は中国との戦争の危険性が日々増大しているにもかかわらず、日本人が信じる米国の救いの手は来ないことさえあり得るのです。

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