憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
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01222041 | [PR] |
06270800 | 自衛隊の官庁化 |
君塚陸幕長の後任に渡部東方総監が昇任すると伝えられました。
渡部総監は東大工学部卒、防大22期相当。経歴を見るだけで、エリートであることがわかります。
東大卒の陸幕長はかつて栗栖弘臣氏がいますが、防大卒業生の中から陸幕長が就任するようになってからは初です。
個人的には防大卒を重用する純血を維持するよりも、能力に見合った配置であるならば、防大にこだわる必要はないと考えています。
昨年の8月のことです。
防衛省・自衛隊の人事は異例のものでした。
防衛研究所長の枡田一彦氏(東大52年)が人事教育局長に、防衛政策局長の高見澤将林氏(東大53年)が防衛研究所長に、経理装備局長の西正典(東大53年)氏が防衛政策局長に、人事教育局長の徳地秀士(東大54年)氏が経理装備局長にそれぞれ就任しました。
東大卒の防衛官僚が、ポストをたらい回しにしたような人事異動でした。
幕僚長についてネットで検索すると、面白いものがヒットしました。
防衛大学校のレベルが低過ぎだというのですが、『防衛大出身者って、自衛隊の将官のうちのほとんどを占めてますよね。しかも統・陸・海・空幕僚長や方面総監、自衛艦隊司令官とかにもなれば、給料的にも、一般の役所で言えば事務次官や警視総監級ですよ。そういうポストを、偏差値50後半くらいの大学を出た人間がやっている。
私は別に学歴・学閥至上主義者じゃないですが、こういう人たちが自衛隊のお偉方を占めてるからこそ、ほかの役所の同レベルポストの人間(多くは東大・京大等出身者)にバカにされるのだと思います。彼らと互角にやるためには、せいぜい早慶クラスの偏差値(65くらいですか)はないと厳しい』とい意見がありました。
歴史的に見て、陸士や海兵のレベルは高いのは事実です。
しかし、日本でも優秀な彼らが何をしたのか。優秀な人間が戦場でどうだったのか。
東日本大震災で抜群の指揮統率能力を示した折木統幕長、火箱陸幕長はどうだったのか。
学問の成績優秀者が指揮統率能力があるかというと、それは違うと思うのです。
それに、私の記憶では1佐以上の人事は防衛省からの推薦を内閣が承認するシステムだったはずです。
東大出が重用されるのは、防衛官僚の意向が働いていることは容易に想像できます。
私の見聞した人事は、高級幹部の人事は指揮統率能力より政治力が物を言う世界です。
14万人を率いる陸幕長、陸軍大将に相当するポストです。
深謀熟慮タイプ、エリート官僚タイプ、実戦重視の連隊長タイプと様々なタイプが存在しますが、有事には迅速かつ的確な判断が要求され、日本中を不幸のどん底に陥れた東日本大震災でしたが、数少ない救いは、陸幕長に火箱陸将、統幕長に折木陸将が在職していたことでした。
どの大学卒かを論ずるのは、愚の骨頂であり、現場を重視するのであれば学力など全く無関係なことです。
ただ、東大出が官僚を占め、日本がどうなってしまったのか。それを考えると、東大出にこだわるのは正しいことなのでしょうか。
渡部総監は東大工学部卒、防大22期相当。経歴を見るだけで、エリートであることがわかります。
東大卒の陸幕長はかつて栗栖弘臣氏がいますが、防大卒業生の中から陸幕長が就任するようになってからは初です。
個人的には防大卒を重用する純血を維持するよりも、能力に見合った配置であるならば、防大にこだわる必要はないと考えています。
昨年の8月のことです。
防衛省・自衛隊の人事は異例のものでした。
防衛研究所長の枡田一彦氏(東大52年)が人事教育局長に、防衛政策局長の高見澤将林氏(東大53年)が防衛研究所長に、経理装備局長の西正典(東大53年)氏が防衛政策局長に、人事教育局長の徳地秀士(東大54年)氏が経理装備局長にそれぞれ就任しました。
東大卒の防衛官僚が、ポストをたらい回しにしたような人事異動でした。
幕僚長についてネットで検索すると、面白いものがヒットしました。
防衛大学校のレベルが低過ぎだというのですが、『防衛大出身者って、自衛隊の将官のうちのほとんどを占めてますよね。しかも統・陸・海・空幕僚長や方面総監、自衛艦隊司令官とかにもなれば、給料的にも、一般の役所で言えば事務次官や警視総監級ですよ。そういうポストを、偏差値50後半くらいの大学を出た人間がやっている。
私は別に学歴・学閥至上主義者じゃないですが、こういう人たちが自衛隊のお偉方を占めてるからこそ、ほかの役所の同レベルポストの人間(多くは東大・京大等出身者)にバカにされるのだと思います。彼らと互角にやるためには、せいぜい早慶クラスの偏差値(65くらいですか)はないと厳しい』とい意見がありました。
歴史的に見て、陸士や海兵のレベルは高いのは事実です。
しかし、日本でも優秀な彼らが何をしたのか。優秀な人間が戦場でどうだったのか。
東日本大震災で抜群の指揮統率能力を示した折木統幕長、火箱陸幕長はどうだったのか。
学問の成績優秀者が指揮統率能力があるかというと、それは違うと思うのです。
それに、私の記憶では1佐以上の人事は防衛省からの推薦を内閣が承認するシステムだったはずです。
東大出が重用されるのは、防衛官僚の意向が働いていることは容易に想像できます。
私の見聞した人事は、高級幹部の人事は指揮統率能力より政治力が物を言う世界です。
14万人を率いる陸幕長、陸軍大将に相当するポストです。
深謀熟慮タイプ、エリート官僚タイプ、実戦重視の連隊長タイプと様々なタイプが存在しますが、有事には迅速かつ的確な判断が要求され、日本中を不幸のどん底に陥れた東日本大震災でしたが、数少ない救いは、陸幕長に火箱陸将、統幕長に折木陸将が在職していたことでした。
どの大学卒かを論ずるのは、愚の骨頂であり、現場を重視するのであれば学力など全く無関係なことです。
ただ、東大出が官僚を占め、日本がどうなってしまったのか。それを考えると、東大出にこだわるのは正しいことなのでしょうか。
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東大に対する偏見が酷いですね。コンプレックスの裏返しだと分かります。
>東大卒の防衛官僚が、ポストをたらい回しにしたような人事異動でした。
⬆︎阿呆丸出しですね。
通常の昇進をこんな解釈をするなんて
御里が知れます
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