憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
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01221300 | [PR] |
01011200 | 元自衛官2010年を大胆〝推測〟する! ~鳩山政権の今後~ 後編 |
恫喝は常套手段のアメリカ。
鳩山さんは、どこまで持ち堪えることができるのか???
新年早々暗い話題です。
【アジア】
中国の軍拡が問題です。
日本の対中政策が問われることになるでしょう。しかし、問題が表面化するまでに時間的猶予はまだあります。
それよりも、北朝鮮は切迫した問題となるでしょう。
北朝鮮ミサイルは、アメリカの直接の脅威とはなっておらず、北朝鮮に強硬な姿勢はとられていません。アメリカは北朝鮮の動きよりも、韓国や日本が北朝鮮に対抗し核開発に踏み切ることを懸念しているようです。
北朝鮮のバックには中国が控えており、アメリカは容易に手が出せない事実もありますが、あくまでも推測ですが…アメリカは中国のカネを取り込むために、北朝鮮を材料にしているのではないでしょうか。アメリカの本音は、極東の小さなカルト国家の存在より、覇権を維持する方策を選択したのではないでしょうか。でなければ、ロケット発射実験、核実験でアメリカはアクションを起こしていたはずです。
北朝鮮の権力の委譲がスムーズに進むか、国家は体制を維持できるのか、鳩山さん、普天間基地程度でブレている場合ではありません。
日本に関係するのは、以上です。
【ヨーロッパ】
NATOがアフガンに引きずり込まれ、手を引くタイミングを計っている状態です。
ヨーロッパの懸案事項であった東欧へのMD配備がアメリカが見直しを表明したため、一応の落ち着きを見せています。
この問題は、07年2月のブッシュ政権がポーランドに10基の地上配備型迎撃ミサイル、チェコにXバンドレーダーを設置し、将来イランが開発する大陸間弾道ミサイル(ICBM)をヨーロッパで迎撃するというものでした。この計画にロシアが強く反発しました。
旧ワルシャワ条約機構諸国がNATOの拡大を認める一方、アメリカ軍は駐留させないという暗黙の了解に反するもので、ロシアはこのMD配備をロシアのICBMを標的としたものであるとし、メドヴェージェフ大統領はカリーニングラードに短距離弾道ミサイル(SRBM)配備宣言をしたり、ロシア軍参謀総長がMD施設に核先制攻撃を口にするなど、日本では伝えられていない部分もありますが、かなり緊張した状態にあったことがわかります。
しかし、配備見直しはイランのミサイル開発が予想を下回るもので、ロシアへの配慮ではないとゲーツ国防長官は強調しています。アメリカの対イラン姿勢で、今後どのように変化するか注目されますが、ヨーロッパ諸国がどこまで受容するのか大きな争点となりかねないでしょう。
他にインドがどこまで台頭してくるか。イランの核開発、ロシアの経済問題などあります。
日本にどういった影響が出るか、それは日本政府と外交当局の姿勢しだいであるのは言うまでもありませんが、普天間基地問題でブレているようでは、国民としては大変不安です。
どうか今一度、政権奪取を目指した頃の熱意を思い返し政権運営をしていただきたいものです。
鳩山さんは、どこまで持ち堪えることができるのか???
新年早々暗い話題です。
【アジア】
中国の軍拡が問題です。
日本の対中政策が問われることになるでしょう。しかし、問題が表面化するまでに時間的猶予はまだあります。
それよりも、北朝鮮は切迫した問題となるでしょう。
北朝鮮ミサイルは、アメリカの直接の脅威とはなっておらず、北朝鮮に強硬な姿勢はとられていません。アメリカは北朝鮮の動きよりも、韓国や日本が北朝鮮に対抗し核開発に踏み切ることを懸念しているようです。
北朝鮮のバックには中国が控えており、アメリカは容易に手が出せない事実もありますが、あくまでも推測ですが…アメリカは中国のカネを取り込むために、北朝鮮を材料にしているのではないでしょうか。アメリカの本音は、極東の小さなカルト国家の存在より、覇権を維持する方策を選択したのではないでしょうか。でなければ、ロケット発射実験、核実験でアメリカはアクションを起こしていたはずです。
北朝鮮の権力の委譲がスムーズに進むか、国家は体制を維持できるのか、鳩山さん、普天間基地程度でブレている場合ではありません。
日本に関係するのは、以上です。
【ヨーロッパ】
NATOがアフガンに引きずり込まれ、手を引くタイミングを計っている状態です。
ヨーロッパの懸案事項であった東欧へのMD配備がアメリカが見直しを表明したため、一応の落ち着きを見せています。
この問題は、07年2月のブッシュ政権がポーランドに10基の地上配備型迎撃ミサイル、チェコにXバンドレーダーを設置し、将来イランが開発する大陸間弾道ミサイル(ICBM)をヨーロッパで迎撃するというものでした。この計画にロシアが強く反発しました。
旧ワルシャワ条約機構諸国がNATOの拡大を認める一方、アメリカ軍は駐留させないという暗黙の了解に反するもので、ロシアはこのMD配備をロシアのICBMを標的としたものであるとし、メドヴェージェフ大統領はカリーニングラードに短距離弾道ミサイル(SRBM)配備宣言をしたり、ロシア軍参謀総長がMD施設に核先制攻撃を口にするなど、日本では伝えられていない部分もありますが、かなり緊張した状態にあったことがわかります。
しかし、配備見直しはイランのミサイル開発が予想を下回るもので、ロシアへの配慮ではないとゲーツ国防長官は強調しています。アメリカの対イラン姿勢で、今後どのように変化するか注目されますが、ヨーロッパ諸国がどこまで受容するのか大きな争点となりかねないでしょう。
他にインドがどこまで台頭してくるか。イランの核開発、ロシアの経済問題などあります。
日本にどういった影響が出るか、それは日本政府と外交当局の姿勢しだいであるのは言うまでもありませんが、普天間基地問題でブレているようでは、国民としては大変不安です。
どうか今一度、政権奪取を目指した頃の熱意を思い返し政権運営をしていただきたいものです。
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