憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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02090604 | [PR] |
04020700 | 前進あるのみ ~17~ |
松島に住む水産会社を経営する友人と連絡がとれました。
無事であることは震災から数日後に確認できていましたが、声を聞いてようやく安心しました。
幸運にも自宅の被害はなかったとのことですが、養殖場、加工場など壊滅状態とのことです。
掛ける言葉が見つかりませんでした。しかし、次に出てきた言葉は、「待っててくれれば、必ず(会社を)再開するから!」でした。
驚きました。何もかもなくなったというのに、彼は諦めていません。「大丈夫、生きてるんだから」と、必要な物資を尋ねると、そう答えがかえってきました。
自分が東北人であることに誇りを持つとともに、私は都会生活に慣れ、東北人特有の粘りを忘れていたのかも知れません。
昨日は、同郷の知人と話をしましたが、実家は離島です。
実家は流されたそうですが、甥子さんの奥さんと子供さん、奥さんのお父さんの三人が亡くなったそうです。
三人は、津波から逃げるために自宅の二階に上がったようで、三人が一緒の部屋で見つかったそうです。見つかったのは24日、27日に埋葬を済ませたそうです。実家はとてもサバサバしていて安心したと、交通事情などもあって現地には行かないということでした。聞いている私は恐縮させられました。
ちょっと耳を傾けると、被災地に実家がある方が友人の方など、このような話をたくさん耳にすることでしょう。
現実は受け入れられないほど厳しいものしかあります。しかし、被災地の人たちは、被害に負けてはいません。
海保の特殊救難隊が被災地で活躍してくれています。
「海猿」で有名になりましたが、被災から2週間以上が過ぎ、現在は生存者救助だけでなく遺体捜索に当たっていますが、現在、救えなくても感謝されることがつらく悲しいという記事がありました。
人命救助、遺体発見ではなく、特救隊員が一生懸命捜してくれから…と区切りをつけるための捜索になっているため、彼らは現実の厳しさにぶつかっています。
私は、海保特救隊に自信を持って欲しいです。特救隊が捜索している姿に感謝し、悲しみに区切りをつけようとしているのです。自信と誇りを持っていただきたい。
被災地の現実は、地獄のようなものでしょう。しかし、それに真摯に向き合い、耐え、立ち向かい、復興に向かおうとしています。それが東北人の姿であり、日本人の姿なのです。
大きな余震が続き怖い思いをしているのは誰もが同じです。恥ずかしいことではありません。それを口にするのは勇気が必要ですが、恥ずかしがらずに「怖い」と口にしてみませんか。
そして、この尋常でない事態を心の片隅に刻みつけましょう。ここから、新しい出発にしなければならないのです。Yes We can!
無事であることは震災から数日後に確認できていましたが、声を聞いてようやく安心しました。
幸運にも自宅の被害はなかったとのことですが、養殖場、加工場など壊滅状態とのことです。
掛ける言葉が見つかりませんでした。しかし、次に出てきた言葉は、「待っててくれれば、必ず(会社を)再開するから!」でした。
驚きました。何もかもなくなったというのに、彼は諦めていません。「大丈夫、生きてるんだから」と、必要な物資を尋ねると、そう答えがかえってきました。
自分が東北人であることに誇りを持つとともに、私は都会生活に慣れ、東北人特有の粘りを忘れていたのかも知れません。
昨日は、同郷の知人と話をしましたが、実家は離島です。
実家は流されたそうですが、甥子さんの奥さんと子供さん、奥さんのお父さんの三人が亡くなったそうです。
三人は、津波から逃げるために自宅の二階に上がったようで、三人が一緒の部屋で見つかったそうです。見つかったのは24日、27日に埋葬を済ませたそうです。実家はとてもサバサバしていて安心したと、交通事情などもあって現地には行かないということでした。聞いている私は恐縮させられました。
ちょっと耳を傾けると、被災地に実家がある方が友人の方など、このような話をたくさん耳にすることでしょう。
現実は受け入れられないほど厳しいものしかあります。しかし、被災地の人たちは、被害に負けてはいません。
海保の特殊救難隊が被災地で活躍してくれています。
「海猿」で有名になりましたが、被災から2週間以上が過ぎ、現在は生存者救助だけでなく遺体捜索に当たっていますが、現在、救えなくても感謝されることがつらく悲しいという記事がありました。
人命救助、遺体発見ではなく、特救隊員が一生懸命捜してくれから…と区切りをつけるための捜索になっているため、彼らは現実の厳しさにぶつかっています。
私は、海保特救隊に自信を持って欲しいです。特救隊が捜索している姿に感謝し、悲しみに区切りをつけようとしているのです。自信と誇りを持っていただきたい。
被災地の現実は、地獄のようなものでしょう。しかし、それに真摯に向き合い、耐え、立ち向かい、復興に向かおうとしています。それが東北人の姿であり、日本人の姿なのです。
大きな余震が続き怖い思いをしているのは誰もが同じです。恥ずかしいことではありません。それを口にするのは勇気が必要ですが、恥ずかしがらずに「怖い」と口にしてみませんか。
そして、この尋常でない事態を心の片隅に刻みつけましょう。ここから、新しい出発にしなければならないのです。Yes We can!
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