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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :02/02/16:02

04010700 無責任政治家の集い

菅首相も最低ですが、〝最低〟はまだいました。







北沢防衛相です!

自衛隊による福島原発へのヘリによる放水で、防衛相から検討を指示された防衛省・自衛隊は、当初、放射性物質から被曝が懸念され断念されました。しかし、事態は逼迫しており、放置すれば最悪の事態も招きかねず、放水が実行されることになりました。

放水が強行されるのが決まったとき、北沢防衛相は「首相と私の重い決断を統合幕僚長が判断し、自ら決心した」と語りました。

呆れて何も言えなくなるようなことを、北沢防衛相は平然と言ってのけたのです。

隊員が現場で被曝した場合の責任転嫁なのでしょうが、そもそも、統合幕僚長の職責は、最高司令官である首相、防衛大臣へのアドバイスをする立場でしかありません。被曝覚悟で放水を強行させるかどうか決断するのは、首相もしくは防衛大臣なのです。

それを、「統合幕僚長が判断し、自ら決心した」と言うのは、菅首相に並んで、常識を知らずに大臣の椅子に座っている証拠です。

黙っていればいいものを、菅首相は放水について連合の笹森会長に「準備はできていたのに遅すぎた」と喋ってしまいました。

まだいます!

放水する東京消防庁のハイパーレスキュー隊に、海江田経産相がこんどは恫喝です。「続けないと処分する」そうですが、自分たちの後手後手の対応を、国民に処分される覚悟はおありなのでしょうか?

政治家だけでなく、官僚も似たようなもので、何ら具体的な対策も立てられず、縦割り行政そのままで動いているのですから、まともなことはできないでしょう。

嫌いだからしかたがないのかも知れませんが、前線指揮所や後方指揮所など、原発のお勉強よりも自衛隊から学ぶべきだったのではないでしょうか。

菅首相のやり方は、自衛隊でいえば、防衛省で前線の状況を伝えられたもので判断し指図しているようなもので、今回の統合任務部隊編成のように、現地に近い場所で、しかるべき権限を与えられた人間を置かなければならなかったのです。

こうした指揮系統の無視は、世界中から支援の手が上がったにもかかわらず、宙に浮いたままになったり、トンチンカンな返答をする結果になるのです。

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