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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :03/14/14:06

03022058 元自衛官 バンクーバー五輪を総括する

バンクーバー五輪が終わりました。

恥ずかしながら、各選手を調べてみると、地方の企業や団体に所属する選手の多さに驚かされました。






「必殺仕分け人」などと持て囃された国会議員のセンセイが浮かんできます。

先の話題となった事業仕分けで、「民間スポーツ振興費等補助金」が縮減されることになり、この不景気の中、オリンピック選手育成を目指されている企業・団体とはまったく逆方向の思考をする民主党の姿がハッキリと浮かんできます。

事業仕分け、よくよく考えてみると、自分たちの襟も正さず、カネが無いからと公開処刑のような真似をして誇らしげにしていたのですから、民主党は何も考えもなしにしていたように思うのは性急すぎでしょうか?

それと、メディアの情報操作が目立ったのも今回の五輪の特徴だったと思います。

女子フィギュアシングルで銀メダルを獲得した浅田選手ですが、浅田選手偏向報道ぶりが目立ち、安藤・鈴木両選手はおまけ扱いだったような気がしました。

安藤選手は、トリノ五輪で年齢制限で出場できなかった浅田選手擁護のバッシングに遭ったのを記憶されている方も少なくないはずです。安藤選手はトリノ五輪前年の骨折が完治しないまま出場し結果を出せず、バッシングはさらに激しさを増しました。

数字(視聴率)のためとはいえ、ちょっとやり過ぎだと思います。


競技以前に話題をさらった國母選手ですが、いじめ好きな日本人が少なからずいらっしゃるのも感じました。

私は、彼の服装や髪型よりも、彼の記者会見での〝チッ、うるせぇーなぁ〟「反省してまーす」の発言は大人として許せないものを感じましたが、腰パンやドレッドヘアーにとやかく言うことはないと思いました。

街を見渡せば、腰パンはたくさん歩いています。高校生が「制服」で腰パンなんて当たり前です。そんな国の国民が、五輪代表選手だからと騒ぎ立て、出場辞退まで取沙汰されたのは、不景気のストレス発散ではないでしょうか?

五輪選手の腰パンに目くじらを立てるなら、街を制服腰パンで闊歩する高校生を注意する運動でも始めたほうが私としては正しい選択だと思います。

國母選手の話題で、ドレスコードを持ち出した知識人がいらっしゃいましたが、ドレスコードは軍人には大問題ですが、ほかは儀礼としてのもので、五輪選手公式ユニフォームにドレスコードを当てはめるのはいかがなものでしょうか。

國母選手を擁護するものではありませんが、各選手とも、代表の座を得るために血のにじむような努力と、家族の協力(犠牲)があってこそのもので、腰パンで道徳に厳しい人たちの批判を受けたからと競技人生にピリオドを打つことなどあってはなりません。

国際的なスポーツ大会があると、俄か解説者やキャスターが増えますが、今回の冬季五輪で、もっとスポーツに関心を持とうと思いました。

結果は出せませんでしたが、私たちに感動と興奮を与えてくれた女子カーリングの「チーム青森」は、青森県の人たちがバックアップしています。こうしたシステムを広げ、国ではなく国民一人一人が支援できる体制ができたらいいと思います。感動を与えてくれた選手たちに恩返しをしようではありませんか。

一都道府県一種目!!

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