憂い next ver.
新・元自衛官の憂い
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02111808 | あなたは鳩を信じますか? |
人間は信仰心を持つのは畏怖ではなく、親和でなければなりません。人が死に直面したときの救いは、信仰心であり、家族、友人、知人です。
宮城県の王城寺原演習場で10日に開かれた米陸軍との共同訓練の開始式典で、陸自第6師団第44普通科連隊の連隊長(1等陸佐)が、訓示の中で「同盟というものは、外交や政治的な美辞麗句で維持されるものではなく、ましてや『信頼してくれ』などという言葉だけで維持されるものではない」と発言しました。
ご本人は「自衛隊の最高指揮官である首相の発言を引用したり批判したわけではない」と、広報を通じてコメントしていますが、どこをどうしたところで、明らかに鳩山首相〝トラスト・ミー〟を皮肉ったものです。
某神様の教育を統合幕僚学校で受けたのでしょうか。
それはさておき、こうした発言を歓迎する人たちがいます。私は当然、こうした発言には批判的ですし、起きてはならないことだと認識しています。
それは、どこの世界でも〝当然〟のことですが、会社の最高経営責任者を批判したりすることは、同僚との飲み会程度での発言なら、私でもしていますが、公の場でこうした発言をすることは譴責処分の対象であり、トップを信頼できないのであれば、辞職すべきです。
自衛隊はいわば宗教団体と同じです。強い信頼関係でつながり、事が起きれば隊員は生命の危険を顧みず国民に奉仕しなければなりません。宗教活動をする人物が、自ら信仰する神の教えを批判するの同じで、トップを批判することは、生命の危険に瀕した場合、躊躇することなく行動できない可能性が生まれます。
そうした面を理解せず、批判などの発言に迎合することは、隊員の行動への妨害であり、国民が危機に瀕したときに役に立たないことになるのです。
自衛隊とは、法律を最高の教義とし、それに従わなければならないのです。自衛隊とはそういう組織であり、そういう組織であり続けなければならないのです。
かつての某神様への非難を続ける私ですが、私は過去の歴史を論評するのではなく、自衛隊の未来を隊員に説くべきが制服組トップのあるべき姿だと私は思い非難しています。
連隊長殿の処分は、どうなるのか注目されます。ここで、鳩山首相が譴責処分を行うことを期待しますし、処分を行えば少しは支持できるかと思います。
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