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新・元自衛官の憂い  ようこそ、時事&軍事雑学BLOGへ!
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  • :02/14/07:56

04260700 風評被害ではなく人権侵害です!

東日本大震災と福島原発の事故で、福島県から県外に避難している人たちに、とんでもないことをしている輩がたくさんいることがわかってきました。

個人ではなく最悪なのは、つくば市が「差別指示」を出すという悪質極まりないことをしました。







つくば市は、3月17日に市民課長名で福島から転入手続きに訪れた人に、放射線測定器を使ったスクリーニング検査の受診を証明する書類の提出を求めました。

一部では、住民不安の解消・避難者の差別軽減を目的としていたとする解釈もありますが、それでは、つくば市独自で行うべきであり、スクリーニング検査証明の提出を求めることは、明らかな「差別」と解釈すべきです。

つくば市民には、「放射能」と「よそ者」というイメージなのかもしれませんが、よく考えれば、東電の恩恵を受けていたつくば市民が、何のかかわりもなく事故で避難した福島県の人を差別するという独り善がりな発想です。

こうした「差別」はまだまだあります。明らかになっているのは、以下の内容です。

福島県南相馬市から千葉県の小学校に転入し、その際に「福島県から来たことを隠すか」と尋ねられたそうです。そんなことを確認する前に、学校としての受け入れ態勢を配慮すべきではないでしょうか。

群馬県の小学校では、南相馬市から転入した女児が陰口や避けられたりして不登校になっています。これは、「大人」の問題です。大人が無意味に怖がるから、そrを子供が鵜呑みにしてこうした差別的な行動をしているのは明らかです。

あるラジオで、放射性物質を「見えないから怖い」と言う学者センセイがいましたが、見えなくて怖いのは「花粉」「農薬」「大気汚染物質」もあります。見えないから怖いのではなく、知らないから怖がっているだけです。

ニュースでも取り上げられたのは、千葉県の公園で地元の子供から、南相馬市から避難していた小学生の兄弟に「放射線がうつる」と言われています。

埼玉県の高速道サービスエリアで、「福島の車は来るな」と罵声を浴びせられた。

これは、ごく一部だと思います。

ようやく法務省が「人権侵害」と緊急メッセージを法務省のHPに掲載したようですが、何故、人権団体は沈黙しているのでしょう?

日本人の助け合いの精神はどこに行ったのでしょう?

海外から、日本人を絶賛する言葉が相次いでいますが、このままではこの国は政府だけでなく国民まで信頼を失い兼ねません。

日本政府によれば未曾有の国難だそうですが、こうした差別がまかり通ることのほうが「国難」です。

こうした人たちは新聞・テレビ・ラジオ・雑誌などを何の疑問も抱かず受け入れるのかもしれませんが、新聞・テレビ・ラジオは「数字」を上げて稼ぐ生業であることを認識してください。

そこには、「売る」ためには尾びれを付けたり、胸びれを付けたり、腹びれをつけるのはウソではない限り許されることです。

そういうメディアの欠点も理解して、すべての情報を精査してください。事態は楽観は許されませんが、悲観するばかりのものではありません。

日本人の大好きなマグロが水銀を体内に蓄積し、2003年にアメリカでは妊婦や授乳中の女性や子供のマグロの摂取制限が勧告されています。これが、どれほど日本で話題になったでしょうか。

政府は確かに曖昧な説明に終始し、わかりにくい話しかしていません。しかし、だからといって、メディアに流されるのではなく、自分で調べてみることも大切です。お断りしなければならないのは、背後にある主義・主張を隠して様々な状況を伝えている組織や団体、個人の存在です。

先日、母乳から放射性ヨウ素が検出されたとの民間団体の発表がありましたが、この民間団体とは「反原発」団体でした。

国民が恐れおののくあまり、自分の主義・主張の正当性をアピールするために、多少どころかかなり脚色して話をする団体等があることも理解しておいてください。

放射性物質の影響で癌が増えると断言する学者センセイもいますが、現在の日本人の癌に罹患する確立(原発事故以前)は、男性は54%、女性は41%となっています。

女性は男性よりも若干低いものの、わかりやすくいえば、二人に一人は癌に罹るのです。

放射性物質と癌を理解すれば、今回の原発事故でパニックになることはありません。

頑張ること、一致団結することよりも助け合いを忘れないで行こうではありませんか。それが、私たち日本人に必要なことではないでしょうか。

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